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マリー・ボウズコバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マリー・ボウズコバ
Marie Bouzková
2021年全仏オープン
基本情報
国籍  チェコ
出身地 プラハ
生年月日 (1998-07-21) 1998年7月21日(26歳)
身長 180cm
体重 61 キログラム
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2013年
ツアー通算 4勝
シングルス 1勝
ダブルス 3勝
生涯獲得賞金 5,254,308 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2022)
全仏 2回戦(2022)
全英 ベスト8(2022)
全米 2回戦(2022)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2022・23)
全仏 ベスト8(2023)
全英 ベスト8(2021)
全米 ベスト8(2021)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 24位(2022年12月12日)
ダブルス 24位(2022年5月9日)
2023年4月2日現在

マリー・ボウズコバ(Marie Bouzková チェコ語: [ˈmarɪjɛ ˈbou̯skovaː]1998年7月21日 - )は、チェコプラハ出身の女子プロテニス選手[1]WTAツアーでシングルス1勝、ダブルス3勝を挙げている。身長180cm。バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス24位、ダブルス24位。

来歴

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2020年全豪オープン

幼少期

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チェコの首都プラハに生まれた。両親が所有するテニスクラブでテニスを始め、10歳の時にアメリカ合衆国フロリダ州に移った。ニック・ボロテリー・テニスアカデミーに2年間在籍し、その後は父親がコーチとなった。チェコ語のほかには英語スペイン語を話せ、ドイツ語もなんとかなる。

2014年~2020年

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2014年9月の2014年全米オープンではノーシードとしてジュニア女子シングルスに出場した。2回戦では第2シードのエレナ・オスタペンコに勝利、決勝では第9シードのアンヘリーナ・カリニーナに勝利するなどして優勝した。

2015年のメキシコ・オープンでWTAツアーデビューした。2019年にはWTA1000トーナメントロジャーズ・カップで、スローン・スティーブンス、エレナ・オスタペンコ、シモナ・ハレプに勝利して準決勝に進出したが、準決勝ではセリーナ・ウィリアムズに敗れた。

2021年

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2021年6月のバーミンガム・クラシックでは同胞のルーシー・ハラデツカとペアを組んでダブルスに出場し、WTA大会のダブルスにおける初タイトルを獲得した。2021年ウィンブルドン選手権2021年全米オープンではやはりハラデツカとペアを組んでダブルスに出場し、グランドスラム2大会連続でベスト8となった。

2022年

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2022年5月9日、WTAランキングのダブルスで自己最高の24位となった。2022年ウィンブルドン選手権のシングルスにノーシードとして出場すると、1回戦で第7シードのダニエル・コリンズを倒すなどしてベスト8となった。2022年7月に開催された母国開催のプラハ・オープンでは、シングルス決勝でアナスタシア・ポタポワを破り、WTAツアーのシングルスで初優勝した。2022年12月12日、WTAランキングのシングルスで自己最高の24位となった。2022年にはインディアナ大学イースト校で経営管理の学位を取得した。

2023年

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2023年全仏オープンではサラ・ソリベス・トルモとダブルスのペアを組み、3回戦では加藤未唯アルディラ・スーチャディのペアがボールガールにボールを故意にぶつけたのではないかと、執拗に抗議し一旦は警告で終わった審判の判定を失格に変えさせ同ペアに勝利したが、準々決勝ではニコール・メリチャーエレン・ペレスのペアに敗れた。 なお、加藤ペアへの執拗な抗議後に失格した彼女たちを見て笑ってる姿が世界中からのクレームを呼び、大炎上した試合であった。尚、加藤選手は賞金とポイントを失うペナルティを受けている。

4大大会成績

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シングルス

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大会 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
全豪オープン A Q3 Q1 1R 1R 2R 1R
全仏オープン A Q2 1R 1R 1R 2R 1R
ウィンブルドン Q2 Q2 2R NH 1R QF
全米オープン Q1 1R 1R 1R 1R 2R

ダブルス

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大会 2020 2021 2022 2023
全豪オープン 1R 1R 2R 2R
全仏オープン 2R 1R A QF
ウィンブルドン NH QF 2R
全米オープン A QF A

脚注

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出典

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  1. ^ WTA Profile”. WTA. 2023年5月5日閲覧。

外部リンク

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