マリー・カレルギー
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マリー・カレルギー(Marie Kalergi、1840年1月16日 - 1877年3月11日)は、ポーランド人の貴族。サンクトペテルブルクで生まれ、大地主で、10世紀前後からのヨーロッパ最古級の貴族家系のひとつ[1]であり、東ローマ皇帝ニケフォロス2世フォカスの子孫であるカレルギス家出身のヤン・カレルギス伯爵とその妻でロシアの政界の重鎮であるネッセルローデ伯爵の姪であるマリア・ネッセルロードの娘である。1857年6月27日にパリでフランツ・カール・クーデンホーフ伯爵と結婚し、クーデンホーフ=カレルギー家を設立した。37歳で夫の領地ロンスペルクで亡くなった。
子女
[編集]- ハインリヒ・ヨハン・マリー・クーデンホーフ・カレルギー (1859年 - 1906年) - フランツ・カールとマリーの長男。1903年に「クーデンホーフ・カレルギー」という姓に改名した。また、外交官として来日し、日本人の青山光子と結婚したことでも知られている。
- フリードリヒ・クーデンホーフ=カレルギー(1861年 - 1882年) - フランツ・カールとマリーの次男。
- ヨハン・ドミニク・マリア・クーデンホーフ=カレルギー(1863年 - 1925年) - フランツ・カールとマリーの三男。
- マリア・テクラ・ヴァルブルガ・フランツィスカ・クーデンホーフ=カレルギー(1865年 - 1933年) - フランツ・カールとマリーの長女。
- リヒャルト・ヨーゼフ・フランツ・マリア・クーデンホーフ=カレルギー(1867年 - 1934年) - フランツ・カールとマリーの四男。
- マリエッタ・アンナ・ゾフィー・ヴィクトリエ・クーデンホーフ=カレルギー(1874年 - 1938年) - フランツ・カールとマリーの次女。
出典
[編集]- ^ 牛山貴, 三木茂樹, 中川恵, 猪俣かおる, 松本新 (2007年10月). “国際交流ニュース IHCSA Cafe vol.16” (PDF). 広報紙 IHCSA Cafe. 国際交流サービス協会. 2012年6月18日閲覧。