コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ママと私 とろけモードで感じちゃう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ママと私 とろけモードで感じちゃう
監督 吉行由実
脚本 吉行由実
出演者 花音うらら
愛葉るび
二葉エマ
加藤絵莉
可児正光
橘聖人
音楽 うみねこ音響
撮影 小山田勝治
制作会社 オフィス吉行
配給 オーピー映画
公開 日本の旗 2022年4月8日
上映時間 70分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

ママと私 とろけモードで感じちゃう』(ままとわたし とろけもーどでかんじちゃう)は、吉行由実監督の日本映画[1][2]2022年4月8日公開[3]。R-18作品。

概要

[編集]

吉行由実監督デビュー25周年、愛葉るびデビュー20周年記念作品[4]。花音うららは映画初主演作となる[4]

母親の記憶が飛び、20代当時に巻き戻ってしまう記憶喪失ものであるが、吉行のポップ志向から熟女世代にくすぶる残り火への共感演出、演じる愛葉のめりはりある演技と変わらぬ容姿もあり、母親世代の青春を肯定する内容となっている[5]

あらすじ

[編集]

彼氏を親友だった樹里に寝取られ喧嘩別れしたエリカ。男友達の秀一に打ち明け、ストレス発散のためジョギングする。すると背後から派手なスーツに身を包んだサングラスの女性に声を掛けられる。自身をエリカのマブダチのギャルと思い込む自称「マッキー」は、エリカの実の母であった。驚いたエリカは実家に電話すると、母が自転車事故で一時記憶障害に陥り、記憶をなくしたまま家出をしたと報告される。母を保護するため母と娘の奇妙な同居生活がスタート。恋路を相談すると、母は樹里の誕生日パーティーに一緒に行こうと背中を押すのだった

出演

[編集]
エリカ
演 ‐ 花音うらら
親元を離れ、一人暮らしの女性。厳しい家に育った解放感からか、自虐的な性格でだらしない生活を送る。親には内緒だが喫煙者であり、アルコールも常飲。別れた直樹が忘れられておらず、流されやすい性格。両親のことはママ、パパと呼んでいる。
真紀子
演 ‐ 愛葉るび
エリカの母。ごみ捨ての時もメイクしていく厳格な良妻賢母。記憶障害に陥って以降は奇抜な格好をするギャル「マッキー」となっており、自身を20代と認識している。その際、過去は喫煙者でやり逃げされてきた人生だったなど、良妻賢母は家族のために演じてきたものであることが発覚する。
樹里
演 ‐ 二葉エマ
エリカの親友だが、彼氏を奪ったため絶縁される。フルネームは佐藤樹里。
佳奈
演 ‐ 加藤絵莉
Sっ気のある女性。
秀一
演 ‐ 可児正光
エリカの幼馴染であり、腐れ縁。エリカに恋心はあるものの、彼氏持ち、あるいは彼氏のことを思い続けていることを知っているため、一線を踏み留めている。エリカが道を間違えそうになり、アドバイスしかできない自分に歯がゆくなっていく。ハンバーグが急に食べたくなる性分。
直樹
演 ‐ 橘聖人
樹里と浮気したため別れたエリカの元カレ。女性にバイブを仕込ませて外を歩かせるなど、その性癖は極めて変態。
女性客A
演 ‐ 只埜なつみ
樹里の誕生日パーティーに集まった女性。
女性客B
演 ‐ 豊岡んみ
樹里の誕生日パーティーに集まった女性。
女性客C
演 ‐ かわいゆうな
樹里の誕生日パーティーに集まった女性。
慎吾
演 ‐ 樹カズ
エリカの父。娘のひとり立ちを祝う良き父のように思えたが、記憶を失った妻を呼び戻さないなどの行動の裏には秘密があった。

スタッフ

[編集]
  • 監督・脚本:吉行由実[2]
  • 撮影:小山田勝治[2]
  • 録音:池田知久[2]
  • 編集:西山秀明[2]
  • 助監督:江尻大[2]
  • 小道具:愛河シゲル
  • 選曲・効果:うみねこ音響
  • 整音:竹内雅乃
  • グラフィック:佐藤京介
  • スチール:本田あきら
  • 監督助手:吉岡純平
  • 撮影助手:邊母木伸治
  • ポストプロダクション:スノビッシュ・プロダクツ
  • 仕上げ:東映ラボ・テック
  • 制作:オフィス吉行
  • 提供:オーピー映画

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]