コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

マフラの王家の建物‐宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界遺産 マフラの王家の建物‐宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)
ポルトガル
マフラ国立宮殿
英名 Royal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco Garden and Hunting Park (Tapada)
仏名 Édifice royal de Mafra – palais, basilique, couvent, jardin du Cerco et parc de chasse (Tapada)
面積 1,213.17ha
(緩衝地帯 693.239 ha)
登録区分 文化遺産
文化区分 遺跡
登録基準 (4)
登録年 2019年(第43回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
マフラの王家の建物‐宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)の位置(ポルトガル内)
マフラの王家の建物‐宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)
使用方法表示

マフラの王家の建物‐宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)(マフラのおうけのたてもの‐きゅうでん、バシリカ、しゅうどういん、セルクていえん、しゅりょうこうえん(タパダ))は、17世紀のポルトガル王国国王のジョアン5世が1711年に建設を開始した建造物群からなる、ポルトガルの世界遺産である。

概要

[編集]

マフラはポルトガルの首都リスボンから北西に30kmの地点にある。印象的な四角形の建造物は国王と王妃の宮殿、ローマンバロック様式の王室礼拝堂、フランシスコ派修道院、36000冊の蔵書を誇る図書館を含んでおり、その中にはカリヨンや大聖堂の6つのオルガンなどの楽器もある。宮殿の中庭には幾何学模様の植栽がなされたセルク庭園が、後背部には広大な狩猟公園(タパダ)が広がっている。マフラの王家の建物はジョアン5世による偉業のひとつで、ポルトガル帝国の威光を示すものである。世界遺産としては、ポルトガルにローマン/イタリアンバロックの建築と美術を導入し、マフラを偉大なイタリアンバロックの例にしたことが評価された[1]

登録基準

[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

脚注

[編集]
  1. ^ Royal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco Garden and Hunting Park (Tapada)” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月15日閲覧。