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マニー・コーパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マニー・コルパスから転送)
マニー・コーパス
Manny Corpas
コロラド・ロッキーズ時代
(2010年5月31日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 パナマの旗 パナマ
パナマシティ
生年月日 (1982-12-03) 1982年12月3日(41歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1999年
初出場 2006年7月18日
最終出場 2013年9月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム パナマの旗 パナマ
WBC 2006年2009年2013年

マヌエル・コーパスManuel "Manny" Corpas, 1982年12月3日 - )はパナマ共和国パナマシティ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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ロッキーズ時代

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1999年8月26日にコロラド・ロッキーズと契約。

2006年は、開幕前の3月に第1回WBCパナマ代表に選出された[1]。この年は傘下AA級タルサ・ドリラーズで19セーブ、防御率0.98と好成績を残し、7月18日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー。その後は中継ぎとして定着し、35試合に登板した。

2007年は78試合に登板し防御率2.08と好成績を残し、シーズン中盤には不調に苦しんでいたブライアン・フエンテスに代わりクローザーに定着すると、22セーブ機会で19セーブを記録。9月には月間最優秀救援にも選出され、ロッキーズのシーズン後半からプレーオフの大躍進に貢献した。

2008年は、4月に14試合登板した内の7試合で失点し、4月下旬から中継ぎに降格。シーズン通算では76試合に登板した。

2009年は、開幕前の3月に、第2回WBCのパナマ代表に選出され[2]、2大会連続2度目の選出を果たした。8月には右肘の炎症で60日間の故障者リストに入るなど、35試合の登板にとどまった[3]

2010年は中継ぎとして56試合に登板したが、オフの11月16日に自由契約となった[3]

レンジャーズ傘下時代

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2011年4月8日にテキサス・レンジャーズと契約[3]。この年はトミー・ジョン手術を受けたため、シーズンをリハビリに費やして全休した。オフの11月2日にFAとなった[3]

カブス時代

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2011年12月22日にシカゴ・カブスと契約した[3]

2012年は2年ぶりにメジャーに復帰して、48試合に登板した。オフの10月26日にFAとなった[3]。また11月には、母国パナマで行われた第3回WBC予選のパナマ代表に選出され[4]、3大会連続3度目の選出を果たした。

ロッキーズ復帰

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2013年1月9日に古巣のロッキーズとマイナー契約を結び、この年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[3]。開幕はAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで迎えたが、6月にメジャーに昇格して31試合に登板した。オフの10月17日にFAとなった[3]

2014年1月31日にロッキーズとマイナー契約で再契約を結んだ[5]。この年はAAA級コロラドスプリングスでも防御率5点台と精彩を欠き、メジャーに昇格することなく7月13日に解雇された[3]

ロッキーズ退団後

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2015年4月2日にメキシカンリーグメキシコシティ・レッドデビルズと契約[3]。7月15日にトレードでオアハカ・ウォーリアーズに移籍[3]

2016年2月17日にオアハカを自由契約となった[3]。6月19日に独立リーグ・アトランティックリーグヨーク・レボリューションと契約。

2017年はヨーク・レボリューションと再契約したが、6月16日にシュガーランド・スキーターズと契約。

2018年5月1日にメキシカンリーグのラグナ・ユニオン・コットンファーマーズと契約。47試合に登板して6勝4敗の成績を残した。

2019年は、8月に独立リーグ・ペコス・リーグベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズ英語版に入団し[6]、8月14日に独立リーグ・アメリカン・アソシエーションミルウォーキー・ミルクメンと契約。

2021年アトランティックリーグウエストバージニア・パワーに所属したが、防御率13.00と振るわず退団。その後はペコス・リーグのベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズに復帰した。

2022年はペコス・リーグのマーティネズ・スタージョン英語版で選手兼任監督としてプレーし[7]、20試合に登板して9勝3敗1セーブ、防御率4.26という成績を挙げた。

現役引退後

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2024年より、アトランティックリーグの新球団であるヘイガーズタウン・フライングボックスカーズ英語版の投手コーチに就任した[8]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2006 COL 35 0 0 0 0 1 2 0 7 .333 136 32.1 36 3 8 1 2 27 2 0 13 13 3.62 1.36
2007 78 0 0 0 0 4 2 19 16 .667 306 78.0 63 6 20 3 2 58 0 0 20 18 2.08 1.06
2008 76 0 0 0 0 3 4 4 19 .429 346 79.2 93 7 23 4 2 50 1 0 41 40 4.52 1.46
2009 35 0 0 0 0 1 3 1 7 .250 146 33.2 44 3 7 0 1 24 0 0 22 22 5.88 1.52
2010 56 0 0 0 0 3 5 10 2 .375 274 62.1 66 7 22 5 2 47 1 0 33 32 4.62 1.41
2012 CHC 48 0 0 0 0 0 2 0 6 .000 205 46.2 50 7 16 3 5 28 1 0 27 26 5.01 1.41
2013 COL 31 0 0 0 0 1 2 0 3 .333 178 41.2 40 5 16 3 1 30 3 1 21 21 4.54 1.34
MLB:7年 359 0 0 0 0 13 20 34 60 .394 1591 374.1 392 38 112 19 15 264 8 1 177 172 4.14 1.35
  • 2018年度シーズン終了時

代表歴

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脚注

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  1. ^ 2006 Tournament Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [リンク切れ]
  2. ^ 2009 Tournament Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [リンク切れ]
  3. ^ a b c d e f g h i j k l MLB公式プロフィール参照。2022年2月19日閲覧。
  4. ^ 2012 Qualifier Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [リンク切れ]
  5. ^ Thomas Harding (January 31, 2014). “Rox reach Minor League deals with Corpas, Masset”. MLB.com. February 1, 2014閲覧。
  6. ^ Manny Corpas”. Bakersfield Train Robbers Professional Baseball. 2022年2月19日閲覧。
  7. ^ Manny Corpas will serve as the 2022 field manager for the Martinez Sturgeon”. Pecos League (2022年2月23日). 2024年3月21日閲覧。
  8. ^ Flying Boxcars Announce Coaching Hires”. Hagerstown Flying Boxcars (2024年2月20日). 2024年3月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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