マドゥライ空港
マドゥライ空港 | |||||||||
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マドゥライ空港(2012年撮影) | |||||||||
IATA: IXM - ICAO: VOMD | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | インド | ||||||||
所在地 | タミル・ナードゥ州マドゥライ | ||||||||
母都市 | マドゥライ | ||||||||
種類 | 公共 | ||||||||
運営者 | インド空港局 | ||||||||
標高 | 136 m (447 ft) | ||||||||
座標 | 北緯09度50分01秒 東経078度05分22秒 / 北緯9.83361度 東経78.08944度座標: 北緯09度50分01秒 東経078度05分22秒 / 北緯9.83361度 東経78.08944度 | ||||||||
公式サイト | Madurai airport | ||||||||
地図 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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空港の一覧 |
マドゥライ空港(マドゥライくうこう) (IATA: IXM, ICAO: VOMD) はインド・タミル・ナードゥ州マドゥライにある空港。マドゥライ駅から12kmの位置にある[4]。1957年に開港した[5]。
歴史
[編集]第二次世界大戦中の1942年、イギリス空軍が基地として利用したのが始まりである[6]。
2010年9月12日に新ターミナルが完成し、国際線に対応できるようになった[7]。 2010年12月31日、マドゥイラ空港を税関空港とする通達が出され、2011年1月1日に発効された[8]。2012年8月25日には初の国際便となるマレーシア発のチャーター便が2便到着した[9]。2012年9月20日、スパイスジェットがマドゥライ-コロンボ線を就航し、マドゥライ空港初の国際定期便となった[10]。
州南部からの輸出を増やすため、州財務省の税務局は2013年5月28日付で貨物の取り扱いを許可する通達を出した[11]。
ターミナル
[編集]2つのターミナルが隣接して建ち、国際線と国内線の両方を扱っている。インド空港局は旧ターミナルを貨物施設にする計画を立てている[12]。
旅客ターミナル
[編集]インド国内の空港の近代化の一環として、12億9千万ルピーかけて新たに近代的な旅客ターミナルが建設され、2010年9月12日に落成式が行われた[7]。大型機に対応するべく、滑走路を12,500フィート(3,810メートル)に延長するための用地(610エーカー)の取得も進められている[13]。このターミナルの敷地面積は17,560平方メートルで、500人(出発客・到着客それぞれ250人)を処理できる[14][15]。駐車場には乗用車が375台、バスが10台駐車できる[16]。
新ターミナルにはインド空港局のVIPラウンジが1か所、タミル・ナードゥ州商工会議所のCIPラウンジが1か所ある[17]。
貨物ターミナル
[編集]貨物取扱量の増加が予想されるため、インド空港局は旧ターミナルを貨物施設に改造する計画を立てている[12]。州財務省の税務局は2013年5月28日付で貨物の取り扱いを許可する通達を出した[11]。
拡張計画
[編集]空港の基本計画には貨物施設および2つのターミナルの新設、滑走路の延長やその他の施設の拡張などが含まれる[18]。インド空港局は旅客の増加に対応するため、新ターミナルや管制塔の用地取得も進めている[19]。
就航航空会社と就航都市
[編集]航空会社 | 就航地 |
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エア・カーニバル | チェンナイ国際空港(チェンナイ) |
エア・インディア | チェンナイ国際空港(チェンナイ)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ) |
ジェットエアウェイズ | ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)、チェンナイ国際空港(チェンナイ) |
スパイスジェット | チェンナイ国際空港(チェンナイ)、バンダラナイケ国際空港(コロンボ)、インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、ドバイ国際空港(ドバイ)、ラジーヴ・ガンディー国際空港(ハイデラバード)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ) |
スリランカ航空 | バンダラナイケ国際空港(コロンボ) |
脚注
[編集]- ^ “Airports Authority of India”. インド空港局. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “AERODROME DATA MADURAI AIRPORT (VOMD)” (PDF). AIP SUPPLEMENT. インド空港局. 2016年11月21日閲覧。
- ^ “AD-2.1VOMD”. eAIP INDIA. インド空港局. 2014年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月22日閲覧。
- ^ “Airports Authority of India – Madurai Airport”. Aai.aero (4 April 2011). 29 January 2012閲覧。
- ^ “Madurai airport all set to get international flights — The Times of India”. ザ・タイムズ・オブ・インディア
- ^ “Madurai Airport's History” (タミル語). Dinamalar. (2013年10月21日) 4 July 2015閲覧。
- ^ a b “New Terminal at Madurai airport inaugurated”. The Hindu Business Line. (2010年9月12日) 4 July 2015閲覧。
- ^ “Customs facility for Madurai airport”. The Hindu (Chennai, India). (6 January 2011). オリジナルの2011年1月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ “2 international flights greet Madurai — The Times of India”. タイムズ・オブ・インディア
- ^ “Finally, Madurai gets international connectivity — The Times of India”. タイムズ・オブ・インディア
- ^ a b “Centre clears cargo movement at Madurai airport”. The Hindu (Chennai, India). (30 May 2013)
- ^ a b “Land acquisition for Madurai airport soon — The Times of India”. タイムズ・オブ・インディア
- ^ “New airport terminal to boost industrial growth”. The Hindu (Chennai, India). (21 September 2010)
- ^ AAI Magazine pg 13
- ^ “Airports Authority of India”. Aai.aero (6 January 2011). 2012年1月29日閲覧。
- ^ “Legislators, tour operators demand international flights from Madurai”. NDTV.com (29 April 2012). 2012年7月25日閲覧。
- ^ “Cities / Madurai : CIP lounge taken on lease”. Chennai, India: The Hindu. (23 January 2012) 2012年1月29日閲覧。
- ^ “Madurai airport to handle foreign cargo”. Deccan Chronicle. (2010年5月30日). オリジナルの2013年10月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ Oppili, P. (21 May 2013). “Madurai, Tuticorin airports to get land soon for expansion”. The Hindu (Chennai, India)