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マトア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マトア
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ムクロジ目 Sapindales
: ムクロジ科 Sapindaceae
: Pometia属 Pometia
学名
Pometia pinnata FORST
和名
バンリュウガン(蕃竜眼)
英名
Fiji longon
  • 本文参照

マトア (Matoa) またはタウン (Taun) は、ムクロジ科の常緑高木。高さは高いもので15mを超える。は偶数羽状複葉で小葉は4~9対の披針形鋭尖頭。白色の小さなをつけ、2-5cmの果実には半透明の白い果肉が入り甘味が強く多汁で生食用。種子は焼食用。樹皮は薬用。

フィリピン原産と言われ、インドネシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島などの東南アジアから南太平洋に分布する。花はインドネシア西イリアンジャヤ州の州花。

別名ソロモンマホガニー。分類学的には高級木材として知られるマホガニー(センダン科)とは全く異なるが、比較的安価なこと、加工性に優れ腐食や磨耗に強いことや、木目や色調が似ていることなどより、マホガニーの代替材として住宅や家具に用いられる。

関連項目

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