マット・トゥイアソソーポ
アトランタ・ブレーブス 三塁コーチ #89 | |
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タイガースでの現役時代(2013年6月1日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ワシントン州ベルビュー |
生年月日 | 1986年5月10日(38歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 223 lb =約101.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手、二塁手、外野手 |
プロ入り | 2004年 ドラフト3巡目(全体93位)でシアトル・マリナーズから指名 |
初出場 | 2008年9月5日 |
最終出場 | 2016年5月8日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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監督・コーチ歴 | |
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この表について
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マシュー・P・トゥイアソソーポ(Matthew P. Tuiasosopo, 1986年5月10日 - )は、アメリカ合衆国・ワシントン州ベルビュー出身の元プロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投右打。
サモア系アメリカ人である。長い苗字のため、縮めて「トゥイ」と呼ばれることがある。
経歴
[編集]プロ入りとマリナーズ時代
[編集]2004年のMLBドラフト3巡目(全体93位)でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り。
2008年9月5日のニューヨーク・ヤンキース戦で7番・三塁手で先発出場してメジャーデビューを果たし、2打席目にアンディ・ペティットからメジャー初安打となる二塁打を放った。
2010年はメジャーで50試合に出場し、打率.173・4本塁打・11打点・OPS.541の成績を残した。
メッツ傘下時代
[編集]2012年1月27日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結ぶ[1]。11月3日にFAとなった。
タイガース時代
[編集]2012年12月6日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。
2013年はスプリングトレーニング中のオープン戦で打率.327・4本塁打と活躍し、3月26日に3年振りのメジャー昇格を果たした。この年は81試合に出場した。
ブルージェイズ傘下時代
[編集]2013年11月1日、ウェーバーを経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍[2]。
2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意した[3]が、3月20日にウェーバーでトロント・ブルージェイズへ移籍した[4]。3月28日に40人枠を外れ、AAA級バッファロー・バイソンズへ降格した。
ホワイトソックス傘下時代
[編集]2014年6月12日に金銭トレードで、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。12月17日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。
2015年3月31日にオリオールズを自由契約となり、4月3日にホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。11月6日にFAとなった。
ブレーブス時代
[編集]2015年11月24日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ。
2016年の開幕は傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスで迎え、5月3日にメジャー契約を結んで25人枠入りした。5月9日にDFAとなり[5]、12日に40人枠を外れる形でAAA級グウィネットへ配属された。
2017年2月25日にブレーブスとマイナー契約で再契約。シーズン終了後にFAとなった。
独立リーグ時代
[編集]2018年5月21日に独立リーグ・アトランティックリーグのニューブリテン・ビーズと契約。
現役引退後
[編集]2019年よりアトランタ・ブレーブス傘下A級のローム・ブレーブスの監督に就任した。
2021年よりアトランタ・ブレーブス傘下AAA級のグウィネット・ストライパーズの監督に就任し[6]、2023年まで3シーズン務めた。
2024年よりアトランタ・ブレーブスの三塁コーチに就任した[7]。
人物
[編集]父は1979年にシアトル・シーホークスからドラフト1巡目指名され、49ers時代にスーパーボウルを制覇した元NFL選手マヌ・トゥイアソソーポ。2人の兄マーカス・トゥイアソソーポとザック・トゥイアソソーポもNFL選手である。
マットも高校時代にアメフトの経験があったが、野球を選択した。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2008 | SEA | 14 | 47 | 44 | 1 | 7 | 2 | 1 | 0 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 16 | 0 | .159 | .213 | .250 | .463 |
2009 | 7 | 25 | 22 | 2 | 5 | 1 | 0 | 1 | 9 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | .227 | .280 | .409 | .689 | |
2010 | 50 | 138 | 127 | 12 | 22 | 5 | 0 | 4 | 39 | 11 | 0 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0 | 1 | 49 | 3 | .173 | .234 | .307 | .541 | |
2013 | DET | 81 | 191 | 164 | 26 | 40 | 7 | 0 | 7 | 68 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 0 | 2 | 57 | 3 | .244 | .351 | .415 | .765 |
2016 | ATL | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
通算:5年 | 155 | 404 | 360 | 41 | 74 | 15 | 1 | 12 | 127 | 45 | 0 | 0 | 1 | 1 | 38 | 0 | 4 | 128 | 6 | .206 | .288 | .353 | .641 |
背番号
[編集]- 27 (2008年 - 2010年)
- 18 (2013年)
- 30 (2016年)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Anthony DiComo (2012年1月27日). “Mets sign Tuiasosopo to Minors deal” (英語). MLB.com. 2016年3月2日閲覧。
- ^ Steve Adams (2014年11月1日). “Diamondbacks Claim Matt Tuiasosopo” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年3月2日閲覧。
- ^ "D-backs agree to terms with 22 players" (Press release) (英語). MLB.com (Arizona D-backs). 3 March 2014. 2016年3月2日閲覧。
- ^ "Blue Jays claim Tuiasosopo" (Press release) (英語). MLB.com (Toronto Blue Jays). 20 March 2014. 2016年3月2日閲覧。
- ^ Bowman, Mark (2016年5月9日). “Beckham re-activated, Tuiasosopo optioned”. MLB.com 2016年5月16日閲覧。
- ^ “Atlanta Braves Announce Gwinnett Coaching Staff for 2021”. Milb.com (2021年3月30日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ Dave Lezotte (2023年12月11日). “Stripers’ Manager Matt Tuiasosopo Named to Atlanta Braves Coaching Staff”. MiLB.com. 2024年3月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt Tuiasosopo (@MPTuiasosopo) - X(旧Twitter)