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マット・キャップス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マット・キャップス
Matt Capps
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ダグラスビル
生年月日 (1983-09-03) 1983年9月3日(41歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 MLBドラフト7巡目
初出場 2005年9月16日
最終出場 2012年9月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マシュー・ダイクス・キャップス(Matthew Dicus Capps、 1983年9月3日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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パイレーツ時代

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パイレーツ時代のキャップス

2002年のMLBドラフトピッツバーグ・パイレーツから7巡目(全体193位)で指名され入団。

2004年までパイレーツ傘下のマイナー球団で先発投手を務めていた。

2005年はA級ヒッコリー・クロウダッズとAA級アルトゥーナ・カーブでクローザーとして計21セーブを記録し、9月16日にメジャーデビュー。

2006年、85試合に登板し、9勝1敗・防御率3.79を記録。リッチ・ロイセルの新人選手としてのシーズン登板数の球団記録(72試合、1997年)を更新[1]

2007年は6月からサロモン・トーレスに代わりクローザーを務め[2]、6月2日にシーズン初セーブを記録して以降、シーズン終了までに18セーブを記録。

2008年はクローザーとして開幕を迎えたが、7月2日に右肩の滑液嚢炎で故障者リスト入り[3]。マイナーで6試合に登板し、8月23日にメジャーへ復帰[4]。前年を上回る20セーブを記録。

2009年は防御率は自己ワーストの5.80だったが、自己最多の27セーブを記録。シーズン終了後にFAとなる。移籍候補となったシカゴ・カブスの場合はセットアッパー、ワシントン・ナショナルズの場合はブライアン・ブルーニーとクローザーを争うとし、この2球団のどちらかと契約するとキャップスの代理人は発言した[5]

ナショナルズ時代

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2010年1月6日にワシントン・ナショナルズと1年350万ドルの契約に合意[6]

ツインズ時代

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2010年7月末のトレード期限直前にウィルソン・ラモスジョー・テスタとの交換でミネソタ・ツインズへとトレードされた。

2011年終了後にはFAになったが、12月5日に1年450万ドル(2年目は600ドルのオプション)でツインズと再契約した[7]

2012年は右肩痛で7月に故障者リスト入り。

ツインズ退団後

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2013年1月31日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[8]。6月に右肩の手術を受ける。10月17日にはインディアンスとマイナー契約で再契約する。

2014年8月に実戦復帰するが、ルーキー級での4試合の登板でシーズンを終える。

2015年2月10日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。5月2日に解雇となった[9]

2016年2月16日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[9]。シーズン終了後にFAとなった[9]。この年限りで現役を引退した。

現役引退後

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2019年からAT&Tスポーツネット英語版で中継番組の司会を務め、2021年からはピッツバーグ・パイレーツの専属解説者に就任した[10]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2005 PIT 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 16 4.0 5 0 0 0 1 3 0 0 2 2 4.50 1.25
2006 85 0 0 0 0 9 1 1 13 .900 329 80.2 81 12 12 5 3 56 4 0 37 34 3.79 1.15
2007 76 0 0 0 0 4 7 18 15 .364 315 79.0 64 5 16 10 3 64 1 0 22 20 2.28 1.01
2008 49 0 0 0 0 2 3 21 0 .400 211 53.2 47 5 5 0 2 39 0 0 20 18 3.02 0.97
2009 57 0 0 0 0 4 8 27 1 .333 251 54.1 73 10 17 3 3 46 0 0 36 35 5.80 1.66
2010 WSH 47 0 0 0 0 3 3 26 0 .500 199 46.0 51 5 9 3 0 38 0 0 20 14 2.74 1.30
MIN 27 0 0 0 0 2 0 16 0 1.000 106 27.0 24 1 8 1 0 21 1 0 7 6 2.00 1.19
'10計 74 0 0 0 0 5 3 42 0 .625 305 73.0 75 6 17 4 0 59 1 0 27 20 2.47 1.26
2011 69 0 0 0 0 4 7 15 7 .364 274 65.2 66 10 13 1 4 34 1 0 31 31 4.25 1.20
2012 30 0 0 0 0 1 4 14 0 .200 120 29.1 28 5 4 1 0 18 3 0 13 12 3.68 1.09
MLB:8年 444 0 0 0 0 29 33 138 36 .468 1821 439.2 439 53 84 24 16 319 10 0 188 172 3.52 1.19

背番号

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  • 62(2005年)
  • 55(2006年 - 2012年)

脚注

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  1. ^ Cooper, Jon (2006年8月23日). “Notes: Capps' happy homecoming” (英語). MLB.com. 2014年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月1日閲覧。
  2. ^ Associated Press (June 1, 2007). “Capps takes over Bucs' closer role, Torres moves to setup” (英語). ESPN.com. 2010年5月1日閲覧。
  3. ^ Pirates place Matt Capps on 15-day disabled list” (英語). MLB.com (2008年7月2日). 2012年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月1日閲覧。
  4. ^ Zaccardi, Nick (2008年8月23日). “Capps activated from disabled list” (英語). MLB.com. 2014年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月1日閲覧。
  5. ^ Ladson, Bill (2009年12月22日). “Capps to sign with Nationals or Cubs” (英語). MLB.com. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月1日閲覧。
  6. ^ Ladson, Bill (2010年1月6日). “Capps, Nats finalize one-year deal” (英語). MLB.com. 2010年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月1日閲覧。
  7. ^ Twins Sign Matt Capps” (英語). MLB Trade Rumors (2011年12月7日). 2011年12月5日閲覧。
  8. ^ Bastian, Jordan (2013年1月31日). “Indians add Capps to bullpen competition”. MLB. 2013年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月6日閲覧。
  9. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2021年8月21日閲覧。
  10. ^ PIRATES BROADCASTERS”. MLB.com. 2021年8月21日閲覧。

外部リンク

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