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マックウィリアムズ・アローヨ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マックウィリアムズ・アローヨ
基本情報
本名 マックウィリアムズ・アローヨ・アセベド
階級 フライ級
身長 163cm
リーチ 163cm
国籍 プエルトリコの旗 プエルトリコ
誕生日 (1985-12-05) 1985年12月5日(38歳)
出身地 セイバ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 21
KO勝ち 16
敗け 4
無効試合 1
テンプレートを表示
獲得メダル
プエルトリコの旗 プエルトリコ
男子 ボクシング
世界ボクシング選手権
2009 ミラノ フライ級
パンアメリカン大会
2007 リオデジャネイロ フライ級
中央アメリカ・カリブ海大会
2006 カルタヘナ ライトフライ級

マックウィリアムズ・アローヨMcWilliams Arroyo Acevedo1985年12月5日 - )は、プエルトリコ男性プロボクサー。元WBC世界フライ級暫定王者2009年世界ボクシング選手権フライ級金メダリスト。双子の弟のマックジョー・アローヨもプロボクサー。

来歴

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アマチュア時代

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2004年アテネオリンピックのアメリカ大陸予選にライトフライ級(48kg)で出場するが2回戦で敗退[1]

2007年パンアメリカン競技大会フライ級(51kg)で出場し、準決勝でヨアンドリス・サリナス、決勝でファン・カルロス・パヤノを破り優勝を果たした。

2008年中華人民共和国北京で開催された北京オリンピックにフライ級(51kg)で出場したが2回戦で敗退した[2]

2009年イタリアミラノで開催された世界ボクシング選手権にフライ級(51kg)で出場し、決勝でツグスソグ・ニヤンバヤルに勝利し金メダルを獲得した[3]

プロ時代

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2010年2月27日、バヤモンルーベン・ロドリゲス・コロシアムでデビュー戦を行い、初回1分46秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2010年6月12日、アメリカニューヨーク州マディソン・スクエア・ガーデン岡田隆志にプロ初黒星となる4回0-3の判定負けを喫した。

2012年3月10日、ルイス・マルドナドとWBOラテンアメリカフライ級王座決定戦を行い、10回3-0(2者が99-91、98-92)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年9月27日、ロナルド・ラモスと対戦し、5回2分28秒TKO勝ちで初防衛に成功した。

2013年2月2日、ミゲール・タマーヨとWBCラテンアメリカフライ級暫定王座決定戦を行い、4回45秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年6月19日、IBF世界フライ級12位のフロイラン・サルダーとIBF世界フライ級挑戦者決定戦を行い、2回2分25秒TKO勝ちを収めアムナットへ挑戦権を獲得した。

2014年9月10日、タイムアンナコーンラーチャシーマー郡のリプタパンロプ・ホールでIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロンと対戦し、6回にアムナットからダウンを奪ったが12回1-2(114-115、113-114、114-113)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[4]

2016年4月23日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムWBC世界フライ級王者のローマン・ゴンサレスと対戦し、12回0-3(2者が109-119、108-120)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[5][6]

2018年2月24日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムで行われた「SUPER FLY2」で元WBC世界スーパーフライ級王者でWBC世界スーパーフライ級2位のカルロス・クアドラスとWBC世界スーパーフライ級シルバー王座決定戦を行い、10回2-0(98-92、97-93、95-95)の判定勝ちを収め王座獲得に成功、再起した[7][8]

2018年9月8日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムにおいて井岡一翔と対戦し、10回0-3(92-97×2、90-99)の判定で敗れ初防衛に失敗、王座からから陥落した[9]

2021年2月27日、フロリダ州マイアミガーデンズにてWBC世界フライ級王者のフリオ・セサール・マルティネスに挑戦することが決定していたが、マルティネスが拳を負傷して欠場したために、急遽抜擢されたアブラハム・ロドリゲスとWBC世界フライ級暫定王者決定戦で対戦し、5回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[10]

2021年11月19日、ニューハンプシャー州マンチェスターでWBC世界フライ級正規王者のフリオ・セサール・マルティネスと団体内王座統一戦を行うも、2回にマルティネスのヘッドバットでアローヨが右目をカットし、3回開始時にドクターストップによりノーコンテストとなった[11]

2022年6月25日、WBC世界フライ級正規王者のマルティネスと団体内王座統一戦で再戦予定だったが、試合が行われる3日前の6月22日、マルティネスの体調不良で試合が中止となった[12]

2022年12月3日、WBC世界フライ級正規王者のマルティネスと団体内王座統一戦で再戦予定だったが、アローヨが負傷したため試合を欠場することが11月8日に発表された[13]

2023年5月6日、WBC世界フライ級正規王者のマルティネスと団体内王座統一戦で再戦予定だったが、アローヨがメキシコでの対戦を拒否した。

2023年10月11日、WBCはアローヨがフリオ・セサール・マルティネスとの対戦を拒否したとして、アローヨからWBC世界フライ級暫定王座を剥奪した[14]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ American Olympic Qualifier Rio de Janeiro, Brazil April 6-11, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月16日閲覧。
  2. ^ 29.Olympic Games - Beijing, China - August 9-24 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月7日閲覧。
  3. ^ 15.World Championships - Milan, Italy - September 1-12 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月7日閲覧。
  4. ^ アムナット辛くも防衛、アローヨ側IBFへ抗議 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月11日
  5. ^ Chocolatito wins unanimous decision over Arroyo Fightnews.com 2016年4月23日
  6. ^ ロマゴン大差の勝利で45連勝、手数でアローヨを圧倒 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月24日
  7. ^ Arroyo defeats Cuadras by majority nod Fightnews.com 2018年2月24日
  8. ^ シーサケットが2-0辛勝防衛、エストラーダは不満 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月25日
  9. ^ 井岡一翔が復帰戦勝利 アローヨからダウン奪い判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月9日
  10. ^ アローヨが代役ロドリゲスと試合 WBCフライ級暫定戦か”. ボクシングニュース (2021年2月27日). 2021年3月18日閲覧。
  11. ^ WBCフライ級戦 マルティネスvs.アローヨまさかの無効試合 S・バンタム級2冠アフマダリエフ大勝”. ボクシング・ニュース (2021年11月20日). 2021年12月26日閲覧。
  12. ^ Julio Cesar Martinez withdraws from McWilliams Arroyo rematch”. badlefthook.com (23 June 2022). 25 June 2022閲覧。
  13. ^ McWilliams Arroyo Injured, New Opponent Sought For Julio Cesar Martinez”. Boxing Scene.com (2022年11月8日). 2022年12月2日閲覧。
  14. ^ Martinez-Arroyo Rematch Permanently Canceled; Arroyo Relieved Of Interim WBC Title Reign”. Boxing Scene.com (2023年10月12日). 2023年12月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
ポンサクレック・ウォンジョンカム
WBC世界フライ級暫定王者

2021年2月27日 - 2023年10月11日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
N/A