マスカリン海台
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マスカリン海台(マスカリンかいだい)はマダガスカルの北から東のインド洋にある海台。
北のセーシェルから南のレユニオン島まで、およそ2000kmにわたって伸びている。面積は115,000 km2、水深は8から150mであり、その周囲は4000mの深海平原となっている[1]。
インド洋ではケルゲレン海台に次いで2番目に大きな海台である。
北部にはセーシェルやアガレガ諸島が、南部にはマスカリン諸島やサヤ・デ・マルハ・バンク、ナザレスバンク、スーダンバンク、ホーキンスバンクがある。
北部は花崗岩からなり、古代の超大陸であるゴンドワナ大陸の一部であったものである。花崗岩の上には石灰岩や玄武岩が堆積している。セーシェルの玄武岩は、白亜紀末期、66万年前に起こりインドのデカン・トラップを形成した火山活動によるものである。
南部はチャゴス・ラッカディヴ海嶺とともにレユニオン・ホットスポットにより形成されたものである[2]。
脚注
[編集]- ^ Encyclopædia Britannica (2010年). “Seychelles-Mauritius Plateau”. Encyclopædia Britannica Online. 27 June 2010閲覧。
- ^ Ashalatha, B.; Subrahmanyam, C.; Singh, R. N. (1991). “Origin and compensation of Chagos-Laccadive ridge, Indian ocean, from admittance analysis of gravity and bathymetry data”. Earth and Planetary Science Letters 105 (1–3): 47–54. doi:10.1016/0012-821X(91)90119-3 5 December 2015閲覧。.