マスカット・オマーン

マスカット・オマーン土侯国

سلطنة مسقط وعمان‎（アラビア語）
Sultanate of Muscat and Oman（英語）

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1856年 - 1970年

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（国旗）	（国章）

国歌: نشيد السلام السلطاني（アラビア語）
スルタンの賛歌

1867年のマスカット・オマーン土侯国

公用語	アラビア語
言語	アラビア語オマーン方言 ペルシア語 オスマン語 英語
宗教	イスラム教
首都	マスカット
スルタン 1855年 - 1866年 スワイニー・ビン・サイード 1970年7月23日 - 8月9日 カーブース・ビン・サイード 変遷 ザンジバルからの分離 1856年 スィーブ条約 1920年9月25日 ジェベル・アフダル戦争 1954年 ドファールの反乱 1962年 クーデター 1970年7月23日 オマーン国王宣言 1970年8月9日
通貨	オマーン・ディルハム （1856年 - 1892年） インド・ルピー （1892年 - 1959年） 湾岸ルピー （1959年 - 1970年）
現在	オマーン アラブ首長国連邦 パキスタン イラン

マスカット・オマーン土侯国（マスカット・オマーンどこうこく、アラビア語: سلطنة مسقط وعمان‎）は、現在のオマーンとアラブ首長国連邦、及びパキスタンの一部を包括していた土侯国である。存在期間中、法令上は主権国家であったが、1872年から1920年までは事実上イギリスの保護国だった。

ブーサイード朝によって統治され、オマーン帝国最後のスルタン、サイイド・サイードの死後に帝国の分割によって設立された。1970年7月23日に1970年オマーンクーデターが発生し、当時のスルタンであったサイード・ビン・タイムールは廃位し、カーブース・ビン・サイードが即位、同年8月9日には自らがオマーン国王であると宣言し、国号をオマーン国へと変更した。