マザー・テラサワ
表示
マザー・テラサワ MOTHER-TERASAWA | |
---|---|
本名 | 寺澤 学(てらさわ まなぶ) |
生年月日 | 1982年6月23日(42歳) |
出身地 | 日本・北海道北見市 |
血液型 | AB型 |
身長 | 169cm |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程除籍[1] |
出身 | スクールJCA19期 |
芸風 | コント、漫才 |
事務所 |
フリー →オフィス北野 →オフィス笑いの現象学 |
活動時期 | 2011年7月22日 - |
同期 |
じぐざぐ おぎぬまX 演芸おんせん など |
公式サイト | マザー・テラサワの思考実験室 |
マザー・テラサワ(1982年6月23日 - )は、日本のピン芸人[2][3]。「哲学芸人」を標榜し、哲学・政治思想・社会科学の知見を織り込んだ芸風で知られる。「オフィス笑いの現象学」所属。
略歴・概要
[編集]北海道北見市出身。北海道北見北斗高等学校、横浜市立大学卒業[4]、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程除籍[5][1]。
2010年5月、プロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」に19期生として入学。2011年4月に卒業し、その後しばらくフリーで活動。
2012年9月、オフィス北野の若手芸人育成枠「北野ファーム」所属[6]。
2013年8月17日、赤坂サカス「北野合衆国」での公開審査会を経てオフィス北野に所属[7]。
2014年1月、お笑いライブの形態を取る公開自主講座「マザー・テラサワ定例読書会『思想のユーモア/ユーモアの思想』」開始 [8]。
2015年7月、猿渡司(元ロケットパンチ)と漫才コンビ「マイルストーン2」を結成。M-1グランプリ2015で3回戦進出[9]。
2019年7月、キャノンすえながとコントユニット「マイルストーン3」を結成、キングオブコント2019に出場[11]。
2021年9月、批評家の切通理作が店主を務める阿佐谷の古書店「ネオ書房」でモンテスキュー『法の精神』の出張講義を行う[12]。
賞レース戦績
[編集]- 2012年 1回戦敗退[13]
- 2013年 1回戦敗退[14]
- 2014年 1回戦敗退[15]
- 2015年 2回戦進出[16]
- 2016年 2回戦進出[17]
- 2017年 2回戦進出[18]
- 2018年 2回戦進出[19]
- 2019年 準々決勝進出[20]
- 2020年 3回戦進出[21]
- 2021年 2回戦進出[22]
- 2022年 1回戦敗退[23]
- 2024年 1回戦敗退
- 2025年 2回戦進出[24]
- 2015年 3回戦進出[9]
- 2016年 1回戦敗退
- 2017年 1回戦敗退
- 2018年 2回戦進出
- 2019年 1回戦敗退
- 2021年 2回戦進出
その他
[編集]出演
[編集]テレビ
[編集]ラジオ
[編集]- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)- 2016年9月24日[28]、2017年5月5日[29]、2018年3月16日[30]
- モテないラジオ(楽天FM)- 2016年9月19日[31]
主な出演ライブ
[編集]- フライデーナイトライブ(オフィス北野事務所ライブ)(2011年 - 2018年)
- 自主主催ライブ「笑いの現象学」(2012年 - )
- 北野ファームライブ(オフィス北野若手ライブ)(2012年 - 2018年)
- サタデーアフタヌーンライブ(オフィス北野若手ライブ)(2014年 - 2018年)
- マザー・テラサワ定例読書会「思想のユーモア/ユーモアの思想」(2014年 - )
単独ライブ
[編集]- 第一回単独講演会「玩具としての形而上学に関する若干の試論」(2013年11月20日 原宿ヒミツキチオブスクラップ)
- 第二回単独講演会「玩具としての形而上学に関する複数のアポリア」(2015年7月8日 なかの芸能小劇場)
- 第三回単独講演会「玩具としての形而上学に関するロゴスの啓蒙」(2017年11月26日 DAYS赤坂見附)[32]
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2018年上半期)~哲学芸人はなぜジプシー化したのか~(2018年6月3日 西新宿BASE POINT)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2018年下半期)~一億総監視社会における哲学芸人の遊び方~(2018年12月15日 新宿Naked Loft)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2019年上半期)~変転する元号、漸進する西暦、厭世する哲学者~(2019年6月30日 西新宿BASE POINT)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2019年下半期)~石神井のトカゲは黄昏時に這い出す~(2019年12月21日 西新宿BASE POINT)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2021年下半期)~問屋街で卸すモダンとアナログの思想処分市~(2021年12月18日 Funshare 浅草橋)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2022年上半期)~プロパガンダの相克がもたらす哲学芸人的予定不調和のメソドロジー~(2022年6月18日 秋葉原レンタルスペース201)
- マザー・テラサワ現代社会分析報告会(2022年上半期)~お笑いマルチチュードの離合集散に関する歌舞いた考察~(2022年12月10日 ROCK CAFE LOFT)
著作
[編集]- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(1)プラトン『饗宴』(自主刊行、2021年)[33]
- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(2)モンテスキュー『法の精神』(TRASHBOOKS、2021年)[34]
- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(3)ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』(TRASHBOOKS、2021年)[35]
- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(4)森岡正博『無痛文明論』(TRASHBOOKS、2021年)[36]
- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(5)ミシェル・フーコー『狂気の歴史』(TRASHBOOKS、2022年)[37]
- マザー・テラサワ定例読書会傑作選(6)ジョン・スチュアート・ミル『自由論』(TRASHBOOKS、2022年)[38]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 知らないうちにかなり詳細な私のWikipediaページが。有難い限りです。ただ、早稲田の大学院修了してないんですよね。単位はフルで取りましたが論文のみ書けず実質的に除籍となってます。。。, マザー・テラサワ@Mother_Terasawa, (2020-11-17) 2020年11月17日閲覧。
- ^ 芸人名鑑 2020年11月6日閲覧。
- ^ コントおじさん列伝その10(マザー・テラサワ) 2020年11月6日閲覧。
- ^ “寺澤 学”. www.facebook.com. 2020年11月6日閲覧。
- ^ フライデーナイトライブ ご来場ありがとうございました, (2011-11-15) 2020年11月2日閲覧。
- ^ 9.14オフィス北野フライデーナイトライブ ご報告 : マザー・テラサワの思考実験室, (2012-09-15) 2020年11月6日閲覧。
- ^ 「オフィス北野の一年に一度の夏祭り、『北野合衆国』@赤坂サカス、最後のコーナー「若手芸人所属決定審査会」、新たに所属することになった芸人は、マザー・テラサワでした! 早稲田の大学院で政治哲学を専攻していた変わり者、ピンで花を咲かせつつあります。本日もよく受けておりました。」, サンキュータツオ(米粒写経)@39tatsuo, (2013-08-17) 2020年11月6日閲覧。
- ^ 定例読書会『思想のユーモア/ユーモアの思想』についての補足 : マザー・テラサワの思考実験室, (2014-6-9) 2020年11月6日閲覧。
- ^ a b マイルストーン2 2020年11月6日閲覧。
- ^ 事務所退所と新報告会開催のお知らせ。 : マザー・テラサワの思考実験室, (2018-04-30) 2020年11月6日閲覧。
- ^ 7月の予定 : マザー・テラサワの思考実験室, (2017-07-01) 2020年11月7日閲覧。
- ^ 秋雨目立つ9月の予定 : マザー・テラサワの思考実験室, (2017-09-03) 2020年11月25日閲覧。
- ^ 日程・結果 - 東洋水産R-1ぐらんぷり2012公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ 東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ 東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり2015公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり2016公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり2017公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり2018公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり2019 公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり 公式サイト 2020年11月7日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり 公式サイト 2022年2月4日閲覧。
- ^ “R-1グランプリ2022”. R-1グランプリ2022 公式サイト. 2022年1月9日閲覧。
- ^ “R-1グランプリ2025 公式サイト”. 2024年12月17日閲覧。
- ^ 「歌ネタ王決定戦」準決勝、全97組の出演会場が発表 - お笑いナタリー, (2013-04-17) 2020年11月6日閲覧。
- ^ 【8】7月6日(土)六本木トリコロールシアター[東京 - キングオブコント2019] 2020年11月7日閲覧。
- ^ 【一夜づけ】ささやかなテレビ出演ながら周りの皆様にご反響いただき有り難い限りです。西麻布の高級焼肉店がロケ現場でしたが、およそその空気にはそぐわない芸人の姿が画面越しに映ってました。定例読書会の話も少しOAされたので個人的には電波ジャック出来た感覚があります。またやりたいですね。, マザー・テラサワ@Mother_Terasawa, (2017-10-02) 2020年11月2日閲覧。
- ^ TBS RADIO 954 kHz │ マイナビ Laughter Night(マイナビ ラフターナイト) - 2016年09月24日放送, (2016-09-24) 2020年11月6日閲覧。
- ^ TBS RADIO 954 kHz │ マイナビ Laughter Night(マイナビ ラフターナイト) - 2017年05月05日放送, (2017-05-05) 2020年11月6日閲覧。
- ^ TBS RADIO 954 kHz │ マイナビ Laughter Night(マイナビ ラフターナイト) - 2018年03月16日放送, (2018-03-16) 2020年11月2日閲覧。
- ^ 今週のモテないラジオまとめ(9/19分), (2016-09-21) 2020年11月6日閲覧。
- ^ お笑いに哲学を取り入れるマザー・テラサワ、セミナールームで単独ライブ - お笑いナタリー, (2017-10-23) 2020年11月6日閲覧。
- ^ 「哲学芸人」の正面突破な読書会 早大大学院から転身のマザー・テラサワ 題材はカント、ニーチェなど, よろず〜ニュース 2021年11月17日閲覧。
- ^ マザー・テラサワ講義録2『法の精神』(モンテスキュー), TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋) 2022年4月15日閲覧。
- ^ マザー・テラサワ講義録3『複製技術時代の芸術作品』(ヴァルター・ベンヤミン), TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋) 2022年4月15日閲覧。
- ^ マザー・テラサワ講義録4『無痛文明論』(森岡正博), TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋) 2022年4月15日閲覧。
- ^ マザー・テラサワ講義録5『狂気の歴史』(ミシェル・フーコー), TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋) 2023年1月8日閲覧。
- ^ マザー・テラサワ講義録6『自由論』(ジョン・スチュアート・ミル), TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋) 2023年1月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- マザー・テラサワ (@Mother_Terasawa) - X(旧Twitter)
- マザー・テラサワの思考実験室
- TRASHBOOKS(ゴミ捨て場の本屋)