マゴベエ探偵団
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推理クイズ マゴベエ探偵団 | |
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ジャンル | クイズ番組 |
出演者 |
大野しげひさ 九鬼三千代 笑福亭鶴光 ほか |
オープニング | (歌:子門真人) |
製作 | |
制作 | 名古屋放送 |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1976年4月3日 - 1980年12月27日 |
放送時間 | 土曜 17:00 - 17:30 |
放送分 | 30分 |
『推理クイズ マゴベエ探偵団』(すいりクイズ マゴベエたんていだん)は、一部NET(1977年4月からはテレビ朝日)系列局で放送された名古屋放送(現・名古屋テレビ)製作の視聴者参加型クイズ番組。製作局の名古屋放送では1976年4月3日[1]から1980年12月27日まで放送。
概要
[編集]この節は大言壮語的な記述になっています。 |
当時雑誌の付録などで人気を上げた推理クイズを映像化した番組である[2][3]。
様々な芸能人が繰り広げる推理ドラマが受けて、名古屋放送の放送エリアでは人気が有った[2]。しかし、ネット局のNETテレビ(現・テレビ朝日)では編成上の都合により週末の早朝に放送され、また頻繁に枠移動していたため、関東地区での人気は今一つだった[注 1]。
ルール
[編集]2人1組の解答者(概ね小学校高学年のペア)による対抗戦[注 2]で、毎回3チームが参加。
犯行が行われた直後の現場で、大野マゴベエ探偵と容疑者たちが繰り広げるドラマを見て、犯人と犯行方法を導き出していた。解答は1組ずつ行い、他のチームはその間はヘッドホンをして解答が聞こえないようにしていた。各チームの解答が出揃ったところで、マゴベエが正解となる推理と犯人の公表を行った。
犯人と犯行方法の両方を当てると名探偵賞が、どちらか一方だけを当てると推理賞が、どちらも当たらないとマゴマゴ賞が貰えた。
出演者
[編集]主題歌
[編集]放送局
[編集]放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 |
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中京広域圏 | 名古屋放送 | NET→テレビ朝日系列 | 土曜 17:00 - 17:30 (本放送、1976年4月 - 1980年12月) 土曜 7:30 - 8:00 (再放送、1980年10月 - 1981年3月) |
製作局 |
関東広域圏 | NETテレビ → テレビ朝日 | 土曜 [4][注 3][注 4] 日曜 7:30 - 7:59 (1977年4月 - 1978年3月)[4][注 4] 土曜 6:25 - 6:55(1978年4月 - 9月)[4] 日曜 7:30 - 8:00(1978年10月 - 12月)[4] 日曜 6:25 - 6:25(1979年1月 - 4月)[4] 日曜 6:30 - 7:00 (1979年4月 - 1980年7月)[4][注 5] |
8:01 - 8:30 (1976年4月 - 9月)||
広島県 | 広島ホームテレビ | 土曜 [5] | 7:30 - 8:00 (1979年8月25日時点)||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 | TBS系列 | 土曜 18:00 - 18:30(1978年2月11日時点) |
- 1976年10月から1977年3月までNETテレビ(正式社名は日本教育テレビ)では放送を休止していた(全国朝日放送〔通称はテレビ朝日〕に社名変更をしてから再開)。
備考
[編集]- 放送開始当初は、同局の子供番組『こどもワイドショー ブンブンバンバン』のキャラクター・バンバンがマゴベエの助手役として出演していた。
- ドラマパートには、轟二郎、由利徹、大山のぶ代らが準レギュラーもしくはゲストで出演していた。このうち、大山の役名は「大山花子」で、職業の設定は回により異なっていた(例 - テレビ局プロデューサー、歌手、警部など)。また、大山は『ドラえもん』の放送開始後、犯人役を務めた際にドラえもんの声でCM挿入告知を担当したことがある。
- ポップコーンやトライアングルといった歌手がゲストの回では、番組のラストで彼らが持ち歌を披露していた。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当時NETテレビは、土曜17時台で『前武のヤングアップ』(後の『ヤングアップ』、司会 - 前田武彦ほか)→『ハチャメチャ生放送』(司会 - 松本ちえこ、あのねのね)といった若者向けの生放送バラエティ番組や、長寿演芸番組『末廣演芸会』を放送していた。
- ^ 同時期に中部日本放送の天才クイズでも5人1組(後に3人1組)のグループとなっていた。
- ^ 最後の放送となった1976年9月25日付各新聞のラジオ・テレビ欄には、最終回マークが付けられていた。この後1977年3月まで未ネット。
- ^ a b 放送時間が29分と半端なのは、8:00→7:59に『レースガイド』が放送されていたから。
- ^ 最後の放送となった1980年7月13日付各新聞のラジオ・テレビ欄には、最終回マークは付けられなかった。
出典
[編集]- ^ 名古屋放送株式会社社史編集委員会 編『希望の泉 2』名古屋放送、1982年4月1日、150頁。NDLJP:12274809/184。
- ^ a b 日本民間放送連盟(編)「制作ノートから 推理はエンターテイメント マゴベエ探偵団 / 松本国昭」『月刊民放』第10巻第9号、日本民間放送連盟、1980年9月1日、36 - 38頁、NDLJP:3470937/19。
- ^ 名古屋放送株式会社社史編集委員会 編『希望の泉 2』名古屋放送、1982年4月1日、102頁。NDLJP:12274809/134。
- ^ a b c d e f 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1976年4月10日 - 1980年7月13日付ラジオ・テレビ欄。
- ^ 読売新聞(岡山版)、1979年8月25日、テレビ・ラジオ欄(第20面)
名古屋テレビ 土曜17:00 - 17:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1976年4月 - 1980年12月) |
NETテレビ 土曜8:01 - 8:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1976年4月 - 9月) |
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テレビ朝日 日曜7:30 - 7:59枠 | ||
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1977年4月 - 1978年3月) |
世界のおかあさん
※7:30 - 8:00 |
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テレビ朝日 土曜6:25 - 6:55枠 | ||
5年3組魔法組
※再放送枠 |
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1978年4月 - 9月) |
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テレビ朝日 日曜7:30 - 8:00枠 | ||
世界のおかあさん
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推理クイズ マゴベエ探偵団
(1978年10月 - 12月) |
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テレビ朝日 日曜6:25 - 6:55枠 | ||
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1979年1月 - 4月) |
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テレビ朝日 日曜6:30 - 7:00枠 | ||
推理クイズ マゴベエ探偵団
(1979年4月 - 1980年7月) |