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マキシラリア・プルクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マキシラリア・プルクラ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
亜科 : セッコク亜科 Epidendroideae
: マキシラリア属 Maxillaria
: マキシラリア・プルクラ M. pulchra
学名
Maxillaria pulchra (Schltr.) L. O.Wms. ex Corr. 1948

マキシラリア・プルクラ Maxillaria pulchraラン科植物の1つ。白い5弁が目立つ花をつける。

特徴

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元来は下向きに垂れ下がって生育する草本である[1]匍匐茎が伸びて長さ35cmに達する。偽球茎はその匍匐茎上に不均等な位置で出て、その形は卵形で扁平、長さは6.5cmに達し、先端からは1枚あるいは2枚の葉を出す。は線形で長さ35cmまで、先端に向けて徐々に細くなり、先端は尖る。

花期は現地では4月頃である。花茎は長さ4cm、は香りがある。萼片と側花弁はいずれも白で、萼片3枚は長楕円形で長さ3.2cm、側花弁は線状長楕円形で長さ2.8cm。いずれも中央付近で反り返る。唇弁は小さくてくさび状倒卵形で長さ0.8cn、3つに分かれている。側裂片は丸くて直立し、地色は白で、橙色の横縞が入る。中裂片は半円形で地色は黄色、白い隆起線が入り、基部は橙色の毛で覆われている。

分布

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メキシコからホンジュラスに分布する。

利用

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洋ランとして栽培されるが、普及はしていない。

出典

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  1. ^ 以下、主として唐澤(2003),p.270

参考文献

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  • 唐澤耕司、『原種ラン図鑑 I解説編』、(2003)、日本放送出版協会