マウロ・アウグスティーニ
表示
マウロ・アウグスティーニ | |
---|---|
出生名 |
マウロ・アウグスティーニ Mauro Augusutini |
生誕 | 1941年6月17日(83歳) |
出身地 | イタリア、ヴェネツィア市 メオロ |
学歴 | ミラノ・ヴェルディ音楽院 |
ジャンル | オペラ |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1950年代- |
マウロ・アウグスティーニ(イタリア語表記:Mauro Augustini)は、イタリア生まれのハイ・バリトン歌手。マリオ・デル・モナコの最後の弟子であり、名オペラ歌手である。また、後進の指導にも積極的で、特に身体を効率的に使って響かせる発声法の指導に定評があり、世界中で数多くの歌手を育てている。
来歴
[編集]アカデミック
[編集]トレヴィーゾのトーティ・ダル・モンテ声楽コンクール優勝 「ガレッフィ」「バスティアニーニ」の両賞をパルマにて受賞,ミラノ・ヴェルディ音楽院のピエール-ミランダ・フェッラーロのクラスで学ぶための奨学金を得る ヴォーカル・テクニックをマリオ・デル・モナコに,演技・表現などをティート・ゴッビに師事し,またエンツァ・フェッラーリのもとでオペラを学ぶ
楽歴
[編集]1978年5月サラゴサ(スペイン)にてジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ《トスカ》のスカルピア役でデビュー。その後すぐにピストイアにて《トスカ》、コルテ・マラテスティアーナ・ディ・ファーノ (ペーザロ)とロヴィーゴにてルーナ伯爵《トロヴァトーレ》、トレヴィーゾのテアトロ・コムナーレ、パドヴァとロヴィーゴにてトニオ《道化師》を次々と歌い活躍をはじめる。現在に至るまでヴェルディ・バリトン、ドラマティック・バリトンとして常に主要な役を各国の劇場で歌い、国際的に成功を収めている。
主な出演
[編集]- リエージュ(ベルギー)にて《道化師》
- リスボンとクラゲンフルトにてエツィオ《アッティラ》
- カルガリーにて《トロヴァトーレ》とドン・カルロ《運命の力》
- リオ・デ・ジャネイロにて《ナブッコ》と《トロヴァトーレ》
- カッセル(ドイツ)にてジョルジョ・ジェルモン《椿姫》《トロヴァトーレ》バルナバ《ジョコンダ》ロドリーゴ《ドン・カルロ》
- ブッセートのロンコーレ村のヴェルディ・フェスティヴァルにてドン・カルロ《エルナーニ》アモナスロ《アイーダ》《トロヴァトーレ》《椿姫》
- ミュンヘン国立歌劇場にてアルフィオ《カヴァレリア・ルスティカーナ》と《道化師》
- ケープ・タウン(南アフリカ)にてフィガロ《セヴィリアの理髪師》《ジョコンダ》《トロヴァトーレ》
- ボン歌劇場にて《カヴァレリア・ルスティカーナ》《道化師》《ジョコンダ》ミケーレ《外套》ジャック・ランス《西部の娘》《トスカ》
- ヴェローナ野外劇場にて《アイーダ》
- マチェラータ野外劇場にて《トスカ》と《マクベス》
- セヴィリアの万国博覧会にて《アイーダ》イアーゴ《オテッロ》《椿姫》
- モンテレイ(メキシコ)にて《リゴレット》
- プロフディフ(ブルガリア)の古代ギリシャ円形劇場にて開催されているヴェルディ・フェスティヴァルに毎年招待され《ナブッコ》《アイーダ》《椿姫》《オテッロ》《ドン・カルロ》《トロヴァトーレ》モンフォルテ《ヴェネツィアの晩鐘》《カヴァレリア・ルスティカーナ》《道化師》
- コルーニャ(スペイン)にて《マクベス》
- セヴィリアの万博にて《道化師》と《トスカ》
- アントワープとブリュッセル(ベルギー)にて《リゴレット》と《ナブッコ》
- ボンにてゴンザレス《グワラニー》と《セヴィリアの理髪師》
- ハノーファーにて《リゴレット》
- ケープタウンにて《ナブッコ》
- イスタンブールにてレナート《仮面舞踏会》《アイーダ》《ナブッコ》アンカラにて《外套》
- リーガ(ラトヴィア)にて《ドン・カルロ》
- マカオにて《トロヴァトーレ》
- ボンにて《ナブッコ》
- リスボンにて《外套》
- アムステルダムにて《アイーダ》
- カイロにて《オテッロ》
- アテネにて《ナブッコ》
- ニースにて《道化師》
- ゾーフィンゲンのフェスティヴァルの開幕で《ナブッコ》
- イェージ(アンコーナ)にて《トスカ》
- コゼンツァにて《ナブッコ》
- ウィーンにて《ジョコンダ》
- モスクワなどロシア各地で《トロヴァトーレ》《リゴレット》とコンサート
- ケープ・タウンにて《椿姫》
- ブカレストにて《トロヴァトーレ》
- ブラジルにて《カヴァレリア・ルスティカーナ》
- モスクワにて《ナブッコ》
- マリボール(スロヴェニア)にて《マクベス》
- カッラーラにて《カヴァレリア・ルスティカーナ》と《道化師》
- スコピエ(マケドニア)にて《運命の力》
- オランダ各地で《西部の娘》
- マリボールにて《エルナーニ》と《椿姫》
- ルビアーナの夏のフェスティヴァルにて《ナブッコ》《椿姫》《マクベス》
- マッサ・マリッティマにて《マクベス》
- コルトーナにて《リゴレット》
- フィエーゾレにて《アイーダ》
- ヴィテルボにて《アイーダ》
- イェーゾロにて《ナブッコ》
- タオルミナにて《カルメン》と《アイーダ》
- マリボールのヴェルディ・フェスティヴァルにて《リゴレット》《ドン・カルロ》《エルナーニ》《マクベス》《椿姫》《トロヴァトーレ》《オテッロ》
- フォッジャにて《トロヴァトーレ》
- スペインにて《カヴァレリア・ルスティカーナ》ベオグラード国立歌劇場にて《トロヴァトーレ》
- トロントにて《トスカ》
- ヴィスバーデン国立歌劇場にて《西部の娘》
- カイロにて《トスカ》
- ルビアーナにて《椿姫》
- トロントにて《アイーダ》
- オデッサのフェスティヴァル(ウクライナ)とキジナウ(モルダヴィア)のマリア・ビエズ・フェスティヴァルにて《リゴレット》
- カイロにて《仮面舞踏会》
- オデルツォにて《リゴレット》
- スパーラト(クロアチア)のフェスティヴァルにて《アイーダ》
- ルビアーナのフェスティヴァルにて《トスカ》
- キジナウのフェスティヴァルにて《仮面舞踏会》
- トロントにて《ナブッコ》
- ソウルにて《トスカ》
- プロフディフの野外劇場にて《ナブッコ》
- コスタンツァのガラ・コンサートにて《アイーダ》
- アスペンドス(トルコ)の古代ローマ円形劇場にて《リゴレット》
- ウィーンにて《マクベス(初版)》
- プラハにて《ナブッコ》と《リゴレット》
- オーストリア、ドイツ、オランダなどのツアーで《ナブッコ》と《アイーダ》
来日
[編集]日本では1987年に《トロヴァトーレ》と《カルメン(演奏会形式)》(藤原歌劇団),2003年5月に《椿姫》,10月に《トスカ》(プラハ国立歌劇場)