マイ・ソン・ソティアリー
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マイ・ソン・ソティアリー Mey Son Sotheary | |
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誕生 |
1977年 カンボジア プノンペン |
職業 | 小説家 |
国籍 | カンボジア |
活動期間 | 1993年- |
代表作 | 『姉さん』、『なぜ』 |
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マイ・ソン・ソティアリー(Mey Son Sotheary, 1977年 - )はカンボジアの作家。
略歴
[編集]プノンペンに生まれる。1993年から、短編小説や長編小説をカンボジアの日刊紙「リアスメイ・カンプチア」に発表し、雑誌「プロチアプライ」にも小説を連載する。現代の社会問題を描き、『姉さん』では、姉の仕事を知った青年の苦悩、『なぜ』では、弟や妹を養うために強盗の仲間になる少年を主題とした。他に『幼年時代』、『私の過去』、『狭い出口』などの作品がある。ポル・ポト政権時代を体験していない世代の作家として注目されている。
高校卒業後はテレビ局に勤務し、1997年からカンボジア女性メディアセンターのラジオ部門で、ニュース番組のスクリプト制作やアナウンサーとして活動している。
主な著作
[編集]- 日本語訳
- 『現代カンボジア短編集』 岡田知子編訳、大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸シリーズ〉、2001年。 - 「リアスメイ・カンプチア」に掲載された2作を翻訳
- 「姉さん」
- 「なぜ」
参考文献
[編集]- 岡田知子 『現代カンボジア短編集』解説
外部リンク
[編集]- 大同生命国際文化基金 アジアの現代文芸
- 「姉さん」全文(岡田知子訳)
- 「なぜ」全文(岡田知子訳)