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マイク・トークマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイク・トークマン
Mike Tauchman
シカゴ・ホワイトソックス
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2020年8月)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州クック郡パラタイン英語版
生年月日 (1990-12-03) 1990年12月3日(34歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2013年 MLBドラフト10巡目
初出場 MLB / 2017年6月27日
KBO / 2022年4月2日
年俸 $720,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・ロバート・トークマンMichael Robert Tauchman, 1990年12月3日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州クック郡パラタイン英語版出身のプロ野球選手外野手)。MLBシカゴ・ホワイトソックス所属。

経歴

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プロ入りとロッキーズ時代

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2013年MLBドラフト10巡目(全体289位)でコロラド・ロッキーズから指名されてプロ入り。契約後、傘下のA-級トリシティ・ダストデビルズ英語版でプロデビュー。64試合に出場して打率.297、13打点、70安打を記録した。

2014年はダスト・デビルズで7試合、A+級モデスト・ナッツで53試合に出場し、2チーム合計で打率.293、4本塁打、22打点を記録。

2015年は年間通じてAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、131試合で打率.294、3本塁打、43打点を記録した。

2016年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスで129試合に出場し、打率.286、1本塁打、51打点を記録した。オフにはリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルアギラス・デル・スリア英語版でプレーした。

2017年は開幕からAAA級アルバカーキでプレーしていたが、6月27日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー[2]。この年はメジャーでは31試合に出場して打率.222、2打点を記録。アルバカーキでは110試合で打率.331、16本塁打、80打点という成績だった。

2018年はAAA級アルバカーキで112試合に出場して打率.323、20本塁打、81打点を記録したが、メジャーでの出場は前年を下回る21試合にとどまった。

ヤンキース時代

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2019年3月23日にフィル・ディール英語版とのトレードニューヨーク・ヤンキースへ移籍し[3]、開幕ロースターに登録された[4]。6月29日と6月30日に開催されたライバルのレッドソックス英語版とのロンドンでの初公式戦となった「ロンドンシリーズ英語版」にヤンキースの一員として帯同[5]。最終的に同年は87試合に出場して打率.277、13本塁打、47打点、6盗塁を記録した。

2020年は43試合に出場して打率.242、14打点、6盗塁を記録した。

ジャイアンツ時代

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2021年4月27日にワンディ・ペラルタ及び後日発表選手[注 1]とのトレードで、ジャイアンツへ移籍した[7]。ジャイアンツでは64試合に出場し、5月28日のドジャース戦では9回の裏、アルバート・プホルスの左翼スタンドへの飛球を本塁打キャッチし、サヨナラを防ぐプレーを見せた[8]。一方で打者としては打率.178、4本塁打の成績で、7月29日にDFAとなり[9]、8月2日にマイナーへ降格し、傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツに配属となった[10]。オフにFAとなった。

ハンファ時代

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2021年12月10日にKBOリーグハンファ・イーグルスと契約した[11]。KBOでの登録名は「터크먼」(トクモン)。

2022年は全144試合に出場し、打率.289、12本塁打、43打点の成績を残した。チーム内最高打率だった一方で決定打が不足し、また契約条件が折り合わなかったため、最終的に2023年の再契約はなく退団した[12]

カブス時代

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2023年1月13日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。5月19日にメジャー契約を結び、メジャーに昇格した。6月24日と25日に開催されたライバルのカージナルス英語版とのロンドンでの公式戦「ロンドンシリーズ英語版」にカブスの一員として帯同[5]。トークマンは2019年のロンドンシリーズにもヤンキースの一員として帯同しており、両チームで唯一前回を含めて、2回連続でロンドンシリーズに帯同した選手となった[5]。初戦の24日の試合に先頭打者として出場したが、ライバル関係であるカージナルスとの公式戦が海外で開催されるのは初だったため、カージナルスの先発投手であるアダム・ウェインライトがトークマンに投じた第1球はアメリカ合衆国野球殿堂博物館に寄贈された[5]

ホワイトソックス時代

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2024年12月9日にシカゴ・ホワイトソックスへの移籍が報道された[14]

詳細情報

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年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2017 COL 31 32 27 2 6 0 1 0 8 2 1 2 0 0 5 0 0 10 1 .222 .344 .296 .640
2018 21 37 32 5 3 1 0 0 4 0 1 0 0 0 4 1 0 15 0 .094 .194 .125 .319
2019 NYY 87 296 260 46 72 18 1 13 131 47 6 0 0 1 34 0 1 71 9 .277 .361 .504 .865
2020 43 111 95 18 23 6 0 0 29 14 6 0 0 1 14 3 1 26 3 .242 .342 .305 .648
2021 11 16 14 1 3 1 0 0 4 0 2 0 1 0 1 0 0 6 0 .214 .267 .286 .552
SF 64 175 152 21 27 4 0 4 43 15 1 3 0 0 22 0 1 52 0 .178 .286 .283 .569
'21計 75 191 166 22 30 5 0 4 47 15 3 3 1 0 23 0 1 58 0 .181 .284 .283 .567
2022 ハンファ 144 648 575 88 166 37 4 12 247 43 19 11 0 2 64 5 7 104 12 .289 .366 .430 .795
2023 CHC 108 401 337 64 85 18 0 8 127 48 7 1 1 3 56 1 4 86 3 .252 .363 .377 .740
MLB:6年 365 1068 917 157 219 48 2 25 346 126 24 6 3 5 136 4 7 266 16 .239 .340 .377 .717
KBO:1年 144 648 575 88 166 37 4 12 247 43 19 11 0 2 64 5 7 104 12 .289 .366 .430 .795
  • 2023年度シーズン終了時
  • 太字はリーグ最高

年度別投手成績

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W
H
I
P
2021 SF 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.0 3 0 0 0 0 0 0 0 1 1 9.00 3.00
MLB:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.0 3 0 0 0 0 0 0 0 1 1 9.00 3.00
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手守備


投手(P)












2021 SF 1 0 0 0 0 ----
MLB 1 0 0 0 0 ----
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2017 COL 3 2 0 1 0 .667 3 1 0 0 0 1.000 3 0 0 0 0 ----
2018 3 2 0 0 0 1.000 5 7 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
2019 NYY 59 98 3 0 1 1.000 14 26 0 0 0 1.000 19 32 0 1 0 .970
2020 20 32 2 0 0 1.000 5 6 0 0 0 1.000 19 25 0 0 0 1.000
2021 6 7 0 0 0 1.000 2 5 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
SF 39 38 1 1 0 .975 10 18 0 0 0 1.000 13 13 0 0 0 1.000
'21計 45 45 1 1 0 .979 12 23 0 0 0 1.000 14 13 0 0 0 1.000
2023 CHC 4 5 0 0 0 1.000 81 142 3 3 1 .980 10 19 1 1 0 .952
MLB 134 184 6 2 1 .990 120 205 3 3 1 .986 66 89 1 2 0 .978
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 3(2017年 - 2018年)
  • 39(2019年 - 2021年途中)
  • 29(2021年途中 - 同年終了)
  • 12(2022年)
  • 40(2023年途中 - )

脚注

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注釈

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  1. ^ 2021年6月1日にコナー・キャノンと発表されている[6]

出典

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  1. ^ Mike Tauchman Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月1日閲覧。
  2. ^ Rockies call up former Bradley outfielder Mike Tauchman to the bigs” (英語). Journal Star. 2019年9月8日閲覧。
  3. ^ Yankees grab outfield depth by dealing pitching prospect for Rockies’ Mike Tauchman New York Daily News (英語) (2019年3月23日) 2019年9月8日閲覧
  4. ^ Mike Tauchman arrives, Tyler Wade exits as Yankees head toward opener northjersey.com (英語) (2019年3月25日) 2019年9月8日閲覧
  5. ^ a b c d Matthew Ritchie (June 25, 2023). “4 artifacts from '23 London Series to be enshrined in HOF” (英語). MLB.com. June 26, 2023閲覧。
  6. ^ TC Zencka (2021年6月1日). “Yankees Acquire Connor Cannon To Complete Mike Tauchman Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月2日閲覧。
  7. ^ Yankees Trade Mike Tauchman To Giants For Wandy Peralta” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月27日閲覧。
  8. ^ Mike Tauchman makes incredible catch to rob Albert Pujols of game-winning HR” (英語). Yardbarker (2021年5月30日). 2021年8月4日閲覧。
  9. ^ Giants Activate Crawford, Sanchez; Tauchman DFA'ed” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月4日閲覧。
  10. ^ Giants' Tauchman, Yankees' LaMarre Outrighted To AAA” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月4日閲覧。
  11. ^ https://www.hanwhaeagles.co.kr/FA/CN/PCFACN02.do?&id=367
  12. ^ 민창기 (2022年12月12日). “'소총' 터크먼 대체할 거포형 외야수 찾았나, 외국인 선수 실패하면 또 꼴찌, 한화 타자 2명은 포기, 페냐 재계약”. スポーツ朝鮮. 2023年1月15日閲覧。(朝鮮語)
  13. ^ Steve Adams (2023年1月13日). “Cubs, Mike Tauchman Agree To Minor League Deal”. MLB Trade Rumors. 2023年1月15日閲覧。
  14. ^ White Sox To Sign Mike Tauchman” (英語). MLB Trade Rumors (2024年12月9日). 2024年12月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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