コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

マイク・オズボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイク・オズボーン
Mike Osborne
出生名 Michael Evans Osborne
生誕 (1941-09-28) 1941年9月28日
出身地 イングランドの旗 イングランド ヘレフォード
死没 (2007-09-19) 2007年9月19日(65歳没)
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 サクソフォーンピアノクラリネット
レーベル オガン・レコード、Cadillac
共同作業者 ブラザーフッド・オブ・ブレス
マイク・ウェストブルック

マイク・オズボーンMike Osborne1941年9月28日 - 2007年9月19日)は、1960年代および1970年代にブラザーフッド・オブ・ブレスのメンバーを務めたイングランドのジャズ・アルト・サックス奏者、ピアニスト、クラリネット奏者である。

略歴

[編集]

マイク・オズボーンはヘレフォードで生まれ、グロスタシャーのウィクリフ大学とギルドホール音楽演劇学校に通った[1][2]。1962年から1972年まで、オズボーンはマイク・ウェストブルック・バンドに属していた。この頃、マイケル・ギブス、マイク・クーパー、スタン・トレイシーケニー・ホイーラーハンフリー・リッテルトンアラン・スキドモアジョン・サーマンハリー・ミラー、アラン・ジャクソン(ドラム)、ジョン・マンフォード(トロンボーン)、ライオネル・グリッグソンなどのミュージシャンとも仕事をした[3]。1974年から1975年の間、オズボーンはジョン・サーマンとアラン・スキドモアとのサックス・トリオ「S.O.S.」の一角を担っていた。彼らはアルバムや、BBCラジオやテレビのセッションを録音し、ヨーロッパでの広範囲にわたるツアーを行った。

1982年、健康上の問題が彼のキャリアの終わりを早め、ヘレフォードへと戻り、そこで2007年に65歳で亡くなるまで世話を受けていた[1][2][4]

ディスコグラフィ

[編集]

リーダー・アルバム

[編集]
  • Outback (1970年、Turtle) ※マイク・オズボーン・クインテット名義。with クリス・マクレガー (ピアノ)、ハリー・ミラー (ベース)、ルイス・モホロ (ドラム)[5]
  • Original (1973年、Cadillac) ※with スタン・トレイシー
  • Border Crossing (1974年、Ogun) ※マイク・オズボーン・トリオ名義
  • All Night Long (Live at Willisau) (1976年、Ogun) ※マイク・オズボーン・トリオ名義
  • Tandem: Live at the Bracknell Festival (1977年、Ogun) ※with スタン・トレイシー
  • Marcel's Muse (1977年、Ogun) ※マイク・オズボーン・クインテット名義
  • Shapes (1995年、Future Music)
  • Force of Nature (2008年、REEL)

ブラザーフッド・オブ・ブレス

  • 『ブレーメン・トゥ・ブリッジウォーター』 - From Bremen to Bridgewater (2004年、Cuneiform) ※1971年/1975年録音
  • Eclipse at Dawn (2008年、Cuneiform) ※1971年録音

バリー・ガイ/ロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ

  • Ode (1972年、Incus)

ジョン・サーマン

  • 『ジョン・サーマン』 - John Surman (1969年、Deram)
  • 『ハウ・メニー・クラウズ・キャン・ユー・シー?』 - How Many Clouds Can You See? (1970年、Deram)

マイク・ウェストブルック

  • Release (1969年、Deram)
  • 『マーチング・ソング Vol.1/Vol.2』 - Marching Song – Volumes 1 And 2 (1969年、Deram)

マイケル・ギブス

  • 『マイケル・ギブスの壮挙』 - Michael Gibbs (1970年、Deram)

マイク・クーパー

  • "Your Lovely Ways" (1970年、Dawn) ※シングル
  • "Too Late Now" (1971年、Dawn) ※シングル
  • Life and Death in Paradise (1974年、Fresh Air)

アラン・スキドモア

  • 『TCB』 - TCB (1970年、Philips)

ケニー・ホイーラー

  • Song for Someone (1973年、Incus)

ハリー・ミラー(Harry Miller’s Isipingo)

  • Family Affair (1977年、Ogun)
  • Which Way Now: Live in Bremen 1975 (2006年、Cuneiform)

ノーマ・ウィンストン

  • 『エッジ・オヴ・タイム』 - Edge of Time (1972年、Argo)

書誌

[編集]
  • イアン・カー: Music Outside: Contemporary Jazz in Britain, 2nd edition (London: Northway Publications, 2007) ISBN 978-0-9550908-6-8

脚注

[編集]
  1. ^ a b Steve Voce, "Mike Osborne" (obituary), The Independent, 24 September 2007.
  2. ^ a b Jason Ankeny, Mike Osborne biography at AllMusic.
  3. ^ Richard Wilcocks, "The Peanuts Club - a small part of the counter-culture", 4 August 2016.
  4. ^ Biography at AllAboutJazz.
  5. ^ Richard Williams, "Mike Osborne" (obituary), The Guardian, 21 September 2007.

外部リンク

[編集]