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ポール・クローク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポール・J・クローク(Paul J. Cloke, FAcSS[1]、? - 2022年5月25日[2])は、ウェールズ著作家地理学者エルゼビアが刊行している国際的な学際的学術誌『Journal of Rural Studies』の創刊編集者である[3]2016年現在、エクセター大学の地理学部門の教授陣のひとりである[4]

学歴

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クロークは、サウサンプトン大学に学び、地理学学士を得た。次いでロンドン大学ワイ・カレッジ英語版に進み、PhDを取得した。その後、さらにブリストル大学に移り、DScを取得した。クロークの専攻分野は、人文地理学である[4][5]

職歴

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ブリストル大学を終了したクロークは、ウェールズ大学ランピーター校(セント・デイヴィッズ・ユニヴァーシティ・カレッジ)英語版の教員となった[4]。ランピーターでは、ランピーター地理学校 (Lampeter Geography School) の一員であった。また、 ブリストル大学で地理学教授を務めていた時期もある[4]2006年からエクセター大学の教員となっており、ニュージーランドカンタベリー大学の兼任教授 (Adjunct Professor) でもある。クロークは、1984年からエルゼビアが刊行する『Journal of Rural Studies』の創刊編集者としても知られており、2012年までその任にあった[4]

栄誉と受賞

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おもな著作

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著書はいずれも日本語に翻訳されていないが、論文では、ハーヴェイ・C・パーキンズ (Harvey C. Perkins) との共著論文「限界域への挑戦~NZ 南島における 観光地宣伝と冒険ツーリズム (Pushing the Limits : Place Promotion and Adven- ture Tourism in the South Island of New Zealand)」が、大谷裕文によって翻訳されている[9]

脚注

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  1. ^ 「FAcSS」は、英国社会科学院 (Academy of Social Sciences) の会員/フェロー (Fellow) であることを示す。
  2. ^ Professor Paul Cloke – Rural Geography Research Group” (英語) (2022年6月17日). 2024年4月23日閲覧。
  3. ^ Oakes, Tim; and Price, Patricia Lynn. The Cultural Geography Reader, Taylor & Francis, page 233, 2008. ISBN 978-0415418737
  4. ^ a b c d e Staff profiles - Geography - University of Exeter”. Geography.exeter.ac.uk. 2016年7月31日閲覧。
  5. ^ QMUL > Department of Geography > Homeless Research > Homeless Places Project > Project team”. Geog.qmul.ac.uk. 2012年6月22日閲覧。
  6. ^ Academy of Social Sciences”. Acss.org.uk. 2013年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月22日閲覧。
  7. ^ Royal Society elects 10 scientists to prestigious science academy”. Royalsociety.org.nz (2005年11月16日). 2012年6月22日閲覧。
  8. ^ Elections to the Fellowship 2009: Professor Paul Cloke”. britac.ac.uk. 2013年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月20日閲覧。
  9. ^ ポール・クローク、ハーヴェイ・C・パーキンズ(大谷裕文 訳)「限界域への挑戦~NZ 南島における 観光地宣伝と冒険ツーリズム」『国際文化論集』第27巻第1号、西南学院大学学術研究所、2012年、233-256頁。  NAID 120005495537