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ポールポジション (1994年のパチンコ機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポールポジション』は、1994年5月にSANKYOが発売した、F1マシンの役物が配置されているパチンコ機のシリーズ名。

『ポールポジションⅠ』と『CRポールポジションⅠ』の2機種がある。

概要

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確率変動機能を搭載した権利物タイプ。デジタルと回転体役物による2段階判定の2回権利物タイプである。権利獲得後はデジタル確率が10倍の1/6.5となる[1]役物下のスルーチャッカーを通過すると、F1マシンのゼッケン部にある2桁7セグデジタルが回転する。特定図柄がゾロ目で揃うと役物上部の電チューが開放される。権利を獲得できるVゾーンはF1マシンの前輪の位置にある。

Vゾーンは一定周期で回転していたため、止め打ちで狙うことができた。[2]

スペック

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  • ポールポジションⅠ
    • 賞球数 7&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率
      • デジタル確率 1/65
      • 役物振り分け 1/4
  • CRポールポジションⅠ
    • 賞球数 7&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率
      • デジタル確率 1/12
      • 役物振り分け 1/4 

図柄

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  • ポールポジションⅠ
    • 0
    • 1
    • 2
    • 3
    • 4
    • 5
    • 6
    • 7
    • 8
    • 9
    • ブランク絵柄のアルファベット
  • CRポールポジションⅠ
    • 0
    • 1
    • 2
    • 3
    • 4
    • 5
    • 6
    • 7
    • 8
    • 9
    • F
    • ブランク絵柄のアルファベット

演出

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リーチアクションとして、ノーマルリーチ以外に、スローで変動する「アメドリ式リーチ」や、役物のドライバーが右手を上げてVサインをする「レーサーリーチ」がある。[3]

デジタルがゾロ目で33・55・77のいずれかで揃うと天の電チューが0.9秒の開放を6回行う。電チューの開放は玉が1個入賞するか、6回までである。電チューに拾われた玉は役物内にあるF1マシンの前輪に到達し、ここで4個開いている穴のうちVゾーンのある穴に入賞すれば権利獲得となる。[4]

CR機は、玉がスタートチャッカーを通過するとデジタルが回転し、奇数のゾロ目か、左に奇数と右にFが停止すると、電チューが0.38秒開放する。電チューに拾われた玉がV入賞すれば権利獲得となる。V入賞後に回転するミニデジタルが、3か7が出ると16ラウンドの大当たりとなり、次回までの確変に突入する。しかし、ミニデジタルの上か下に「□」が出てしまうと1ラウンドのみの小当たりとなり、出玉も120個程度しか獲得できない。16ラウンドの大当たり後に突入する確変の終了条件は、1ラウンドの小当たりを引くまでである。ミニデジタルは合計4つの出目があるので、小当たりの確率は1/2となる。[5]

脚注

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参考文献

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  • 成澤浩一編著『白夜ムック44 パチンコ必勝大図鑑 1000』白夜書房、1999年5月15日。ISBN 978-4-89367-596-5 
  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド7•16号』白夜書房、1994年7月16日。 共通雑誌コード T1026663070395。
  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド9•18号』白夜書房、1994年9月18日。 共通雑誌コード T1026663090393。
  • 末井昭編著『デジパチ必勝ガイド VOL.9』白夜書房、1995年1月15日。 共通雑誌コード T1017580010489。

外部リンク

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