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ポツダム進級(ポツダムしんきゅう)とは、大日本帝国陸軍、大日本帝国海軍が1945年8月15日のポツダム宣言受諾後に軍人の階級を一つ進級させたこと。
退官手当や恩給がなるべく多くもらえるようにするために行った。ポツダム進級で昇進した階級は、ポツダム少尉、ポツダム少佐など、「ポツダム」を階級の前に入れた俗称で呼ばれる。
佐官以下だけが対象とされ、将官の進級はないとされるが、大日本帝国海軍解散直前の同年11月1日に中将へ昇進した中澤佑、木村昌福、矢野志加三、三戸寿の四名もポツダム中将と呼ぶ。
- 朝日新聞社『戦争と庶民1940-49 占領下の民主主義』
- 安岡昭男『近代日本の形成と展開』巌南堂書店