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コスモ ポップス ベスト10

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ポップスベスト10から転送)
カウントダウンステーション > コスモ ポップス ベスト10
コスモ ポップス ベスト10
公開生放送が行われていたTOKYO FM Midtown Studio
生放送が行われていたTOKYO FM Midtown Studio
ジャンル 音楽(洋楽)
放送方式 生放送
放送期間 1974年3月2日 - 2017年3月25日
放送時間 土曜15:00 - 15:30(30分)
放送局 TOKYO FM
ネットワーク JFN
パーソナリティ 太田エイミー
提供 コスモ石油
公式サイト 公式サイト
特記事項:
番組タイトル・スポンサー・放送時間・パーソナリティは放送終了時点。
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コスモ ポップス ベスト10(COSMO POPS BEST 10)は、TOKYO FMをキーステーションにJFN38局で毎週土曜日午後に生放送していたランキング形式の音楽番組エコパラダイスFMでも時差ネットで放送していた。

1974年3月2日に放送開始し、2010年3月27日まで36年もの長きにわたり、毎週土曜日の午後2時枠(「カウントダウンステーション」2部)で放送されていたが、2010年4月3日より午後3時枠に移動し、放送時間も30分に縮小となった。

ここでは、本番組の前身となった『FM・POPベスト10』~『歌謡&ポップスベスト10』についても述べる。

番組の概要

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洋楽のベスト10を発表する番組で、全国ネットの洋楽チャート番組では文化放送全国ポピュラーベストテン(2006年4月2日終了)とともに長い歴史を持つ番組であり、民放FM局では最長を誇った。

2017年1月14日までは毎週、港区赤坂東京ミッドタウンにあるMidtown Studioから公開生放送していた。

放送時間(『ポップス ベスト10』独立後)

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  • 1974年3月2日 - 2010年3月27日:土曜日 14:00 - 14:55
  • 2010年4月3日 - 2017年3月25日:土曜日 15:00 - 15:30
  • エコパラダイスFMでの放送時間(-2010年3月) 木曜日 20:00 - 20:55頃(5日遅れ)(2012年現在は不明)

番組前史

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番組の前身は1970年開局当時の平日ワイド『ヤング・ハウス80』に内包される形で放送された『FM・POPベスト10』[1](パーソナリティは田中穂蓄)。

1971年3月より放送時間を毎週日曜日の15時からに移し、60分の独立番組となる。

同年11月より放送時間を土曜の13時からに移し、番組名も『ポップス・ベスト20』と改める。このとき放送時間も110分に拡大された。9年にわたってパーソナリティを務めたシリア・ポールが出演を開始したのもこの頃である(1972年2月~)[1]

1972年10月より、それまで平日の『歌謡バラエティ』で放送されていた歌謡ベストテンと合体し、『歌謡&ポップスベスト10』としてリニューアル。この形での放送は1974年2月まで続いた[1]

『ポップス ベスト10』としての番組開始から終焉まで

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1974年3月より歌謡ベストテンと分離する形で、ヤマギワ提供の『ヤマピット ポップス ベスト10』として放送開始。パーソナリティは引き続きシリア・ポールが担当。東京・外神田のヤマギワ東京本店ビル5階にあったサテライトスタジオより公開録音を行っていた。この時から放送時間は毎週土曜日の14時からとなり、以後36年にわたりこの時間での放送となった[1]

その後、同年7月いっぱいでヤマギワはスポンサーから降板、8月より三菱電機[注釈 1]提供の『ダイヤトーン ポップス ベスト10』となる[1]

1992年4月4日よりコスモ石油が新たにスポンサーとなり[注釈 2]、『COSMO ポップス ベスト10』に改称。1993年6月19日より渋谷スペイン坂スタジオからの生放送となる。引き続き光岡が登板し、その後鈴木万由香中田美香Filizがパーソナリティを歴任。2007年9月1日より放送の拠点を六本木のMidtown Studioに移行する。

2010年4月改編によりカウントダウンステーションが解体され、4月3日より15時台前半枠の『SOUND IN MY LIFE』と枠交換、30分短縮での放送となる。また、俳優の中野裕太が9代目パーソナリティに就任。当番組としては初の男性レギュラーパーソナリティである。さらにFMぐんま1985年の開局以来初のネットとなり、ようやくJFNフルネットとなった[注釈 3]。改編に伴い、番組開始から36年間続いた14時の1時間枠時代に終止符を打ち、同時に初代のシリア・ポールから続く女性パーソナリティ路線[注釈 4]も8代目のFilizを最後に途切れた。

2011年3月12日の放送は、前日に発生した東日本大震災により、JFN全参加局が非常態勢に入ったため休止された(報道特別番組)。翌週3月19日から放送が再開されるが、地震の影響を考慮し東京ミッドタウンからの放送は中断されている。また、大震災後しばらく、コスモ石油が番組提供を見合わせ、4月30日から再開した。

2017年3月18日のエンディングで翌週(3月25日)の放送が最終回になることが発表された[2]。これにより前身番組を含めると47年間の歴史に幕を閉じた。最終回エンディングでは、翌週(4月1日)からの後継番組が「COSMO POPS STATION」であることが発表された。

歴代パーソナリティ

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期間 タイトル パーソナリティ
1970.10.3 1971.2.27 FM・POPベスト10 田中穂蓄
平田良子[1]
1971.3.6 1971.10.30 可愛和美[1]
1971.11.6 1972.1.29 ポップス・ベスト20
1972.2.6 1972.9.30 シリア・ポール[1]
1972.10.7 1974.2.23 ポップス ベスト10
1974.3.2 1974.7.27 ヤマピット ポップス ベスト10
1974.8.3 1981.3.28 ダイヤトーン ポップス ベスト10
1981.4.4 1982.9.25 堀川まゆみ[1]
1982.10.2 1989.6.3 セーラ・ロウエル[1]
1989.6.10 1992.3.28 光岡ディオン
1992.4.4 1994.3.26 COSMO ポップス ベスト10
1994.4.2 2001.3.31 鈴木万由香
2001.4.7 2004.9.25 中田美香
2004.10.2 2010.3.27 Filiz
2010.4.3 2014.3.29 中野裕太
2014.4.5 2017.3.25 太田エイミー

年間洋楽チャート第1位獲得曲

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年度 曲名 歌手名
歌謡&ポップス・ワイド・ベストテン
1970年 コンドルは飛んでいく サイモン&ガーファンクル
1971年 マイ・スウィート・ロード ジョージ・ハリスン
1972年 サタデー・イン・ザ・パーク シカゴ
1973年 イエスタデイ・ワンス・モア カーペンターズ
DIATONEポップス・ベスト10
1974年 ジェット ポール・マッカートニー&ウイングス
1975年 オンリー・イエスタデイ カーペンターズ
1976年 マイ・リトル・タウン サイモン&ガーファンクル
1977年 ダンシング・クイーン ABBA
1978年 イッツ・レイト クイーン
1979年 アイム・セクシー ロッド・スチュワート
1980年 セイヴ・ミー クイーン
1981年 クライング・ナウ ジャーニー
1982年 エボニー・アンド・アイボリー ポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダー
1983年 君は完璧さ カルチャー・クラブ
1984年 フットルース ケニー・ロギンス
1985年 ラン・トゥ・ユー ブライアン・アダムス
1986年 禁じられた愛 ボン・ジョヴィ
1987年 アローン ハート
1988年 ステイ・オン・ディーズ・ロード a-ha
1989年 涙のオール・ナイト・ドライブ シンディ・ローパー
1990年 エスカペード ジャネット・ジャクソン
1991年 ジャスティファイ・マイ・ラヴ マドンナ
COSMO ポップス・ベスト10
1992年 HOW DO YOU DO! ロクセット
1993年 オールウェイズ・ラブ・ユー ホイットニー・ヒューストン
1994年 メイク・ラヴ・トゥ・ユー ボーイズIIメン
1995年 セクシー・ガール スノー
1996年 愛はきらめきの中に テイク・ザット
1997年 フォーリング・イン・ラヴ エアロスミス
1998年 マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン セリーヌ・ディオン
1999年 キャンド・ヒート ジャミロクワイ
2000年 ミュージック マドンナ
2001年 ジェイディッド エアロスミス
2002年 ソーク・アップ・ザ・サン シェリル・クロウ
2003年 オール・ザ・シングス・シー・セッド t.A.T.u
2004年 ジャスト・ア・リトル・ホワイル ジャネット・ジャクソン
2005年 ハング・アップ マドンナ
2006年 バッド・デイ ダニエル・パウター
2007年 ガールフレンド アヴリル・ラヴィーン
2008年 美しき生命 コールドプレイ
2009年 カム・バック・トゥ・ミー Utada
2010年 ミザリー マルーン5
2011年 ジ・エッジ・オブ・グローリー レディー・ガガ
2012年 ワッツ・メイク・ユー・ビューティフル ワン・ダイレクション
2013年 ゲット・ラッキー ダフト・パンク
2014年 レット・イット・ゴー イディナ・メンゼル
2015年 アイ・リアリー・ライク・ユー カーリー・レイ・ジェプセン
2016年 24カラット・マジック ブルーノ・マーズ

ネット局

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JFN全国38局ネット(放送局表記は番組終了時点)。

放送地域 放送局 備考
東京都 TOKYO FM ※制作局
北海道 AIR-G'
青森県 AFB
岩手県 FM IWATE
宮城県 Date fm
秋田県 AFM
山形県 Rhythm station
福島県 ふくしまFM
栃木県 RADIO BERRY
群馬県 FMぐんま 2010年4月3日ネット開始
新潟県 FM-NIIGATA
富山県 FMとやま
石川県 HELLO FIVE
福井県 FM福井
長野県 FM長野
岐阜県 FM GIFU
静岡県 K-mix
愛知県 @FM
三重県 レディオキューブ FM三重 2009年2月7日ネット開始
放送地域 放送局 備考
滋賀県 e-radio
大阪府 FM OSAKA
兵庫県 Kiss FM KOBE[注釈 5] 2003年4月5日ネット開始[注釈 6]
鳥取県島根県 V-air
岡山県 FM岡山
広島県 HFM
山口県 FMY
香川県 FM香川
徳島県 FM徳島
愛媛県 JOEU-FM
高知県 Hi-Six
福岡県 FM FUKUOKA
佐賀県 FMS
長崎県 FM Nagasaki
熊本県 FMK
大分県 Air-Radio FM88[注釈 5] 1991年10月5日ネット開始
宮崎県 JOY FM
鹿児島県 μFM
沖縄県 FM沖縄 1984年9月1日ネット開始

TOKYO FM、@FM、FM OSAKA、FM FUKUOKAは1974年の番組開始時からネット。FM沖縄、Air-Radio FM88、Kiss FMはJFN加盟時、radio CUBE FM三重は2009年2月、FMぐんまは2010年4月よりネット開始。その他の局は開局時からネット。

脚注

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注釈

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  1. ^ 提供クレジットは「ダイヤトーン」名義。
  2. ^ アースコンシャスキャンペーンを後援している。
  3. ^ 旧Kiss FM KOBEは2010年4月付でJFNを除名されたが、後継会社の兵庫エフエム放送により2010年11月4日再加盟。
  4. ^ ピンチヒッターとして過去にTOKYO FMの男性アナウンサーが担当したことがあった。
  5. ^ a b かつては独立放送局
  6. ^ ネット開始初日はKiss-FM KOBEのスタジオからの生放送だった。

出典

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関連項目

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いずれもTOKYOFM製作でJFN系の音楽ランキング番組。

外部リンク

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TOKYO FM / JFN 土曜 14:00 - 14:55枠
前番組 番組名 次番組
(不明)
ヤマピット ポップス・ベスト10
(1974年3月2日 - 7月27日)

DIATONE ポップス・ベスト10
(1974年8月3日 - 1992年3月28日)

COSMO ポップス ベスト10
(1992年4月4日 - 2010年3月27日)
(※94年4月よりカウントダウンステーション2部)
McDonald's SOUND IN MY LIFE
(2010年4月3日 - 2014年3月29日)
【15:00 - 15:30枠から移動】
TOKYO FM / JFN 土曜 15:00 - 15:30枠
TOYOTA SOUND IN MY LIFE
(2001年10月6日 - 2010年3月27日)
【14:00 - 14:55枠へ移動】
COSMO ポップス ベスト10
(2010年4月3日 - 2017年3月25日)
COSMO POPS STATION
(2017年4月1日 - 2021年3月27日)