ポクスンド湖
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ポクスンド湖 | |
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位置 | ドルパ郡 |
座標 | 北緯29度12分30秒 東経82度57分30秒 / 北緯29.20833度 東経82.95833度座標: 北緯29度12分30秒 東経82度57分30秒 / 北緯29.20833度 東経82.95833度 |
国 | ネパール |
延長 | 5.15 km (3.20 mi) |
最大幅 | 800 m (2,600 ft) |
面積 | 494 ha (1.91 sq mi) |
最大水深 | 145 m (476 ft) |
水量 | 409×10 6 m3 (14.4×10 9 cu ft) |
水面標高 | 3,612 m (11,850 ft) |
登録日 | 2007年9月23日 |
登録コード | 1694[1] |
ポクスンド湖(ポクスンドこ、ネパール語: फोक्सुण्डो ताल, ラテン文字転写: Phoksuṇḍo tāl、英語: Phoksundo Lake)は、ネパール・ドルパ郡の海抜3612メートルの高さに位置する淡水の貧栄養湖である。シェイ・ポクスンド国立公園の中に位置する。ポクスンド湖の水面積は4.9平方キロメートル(日本の手賀沼よりもやや大きい)で、水量は0.41立方キロメートル(日本の倶多楽湖よりもやや小さい)である[2]。また、2004年に水文気象学部(Department of Hydrology and Meteorology)が行った調査によれば、湖の最大水深は145メートルを記録した[3]。
湖の周辺には高山草原と湿原があり、ユキヒョウ、ヤマジャコウジカ、オオカミなどが生息している。2007年9月、ポクスンド湖はラムサール条約の登録湿地に指定された[4][1]。
ポクスンド湖は3万年から4万年前に発生した地すべりによって形成された堰止湖であるが、湖の南端にあるリンモ村はこの地すべりの上にある[5]。湖の下流には、落差167メートルのポクスンド滝がある。
宗教的意義
[編集]湖南部には20以上の仏塔があり、湖の東側には1棟のゴンパがある。北部ドルポでは伝統的なチベット文化 が、リンモ村を含む南部ドルポでは仏教とボン教が多数派である[2]。
ギャラリー
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ポクスンド湖とドルパへの道
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キャンプ地からポクスンド湖を見渡す
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ポクスンド湖とキャンプ
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ポクスンド湖に入るヤク
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シェイ・ポクスンド国立公園
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冠雪下
出典
[編集]- ^ a b “Phoksundo Lake”. Ramsar Sites Information Service. 25 April 2018閲覧。
- ^ a b Bhuju, U. R., Shakya, P. R., Basnet, T. B., Shrestha, S. (2007). Nepal Biodiversity Resource Book. Protected Areas, Ramsar Sites, and World Heritage Sites. Kathmandu: International Centre for Integrated Mountain Development, Ministry of Environment, Science and Technology, in cooperation with United Nations Environment Programme, Regional Office for Asia and the Pacific. ISBN 978-92-9115-033-5
- ^ Nepalnews.com (2004). Rara is Nepal’s deepest lake: Survey
- ^ Bhandari, B. B. (2009). Wise use of Wetlands in Nepal. Banko Janakari, Special Issue February 2009: 10–17.
- ^ Weidinger, J. T. (2005). Predesign, failure and displacement mechanisms of large rockslides in the Langthang-, Annapurna- and Kanjiroba Himalayas of Nepal. Geophysical Research Abstracts, Vol. 7, 04125, 2005