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ボーイズ・バラエティー協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボーイズ・バラエティー協会
Boys Variety Association
団体種類 一般社団法人
設立 2019年
所在地 東京都新宿区歌舞伎町2-45-5
新宿永谷ビル606
法人番号 9011105009066 ウィキデータを編集
起源 東京ボーイズ協会
ボーイズバラエティ協会
主要人物 代表理事 中川 高(川田恋
活動地域 日本の旗 日本
主眼 バラエティー演芸の向上を目指し、且つ大衆演芸の一翼を担い、日本文化の発展に寄与する事を目的とする
ウェブサイト 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会
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一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会とは、ボーイズ芸楽器を使用した漫談風の演芸)を中心に漫才漫談曲芸など様々な芸人が所属する団体である。日本演芸家連合に加盟している。

概要

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1965年昭和40年)に「東京ボーイズ協会」として発足。その後、ボーイズ芸として楽器と話術に長けたグループが減った為、門戸を広げ漫才、漫談、歌手などに幅広い芸人を集めた「ボーイズバラエティ協会」となった。2019年令和元年)9月5日より「一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会」として法人化[1][2]


歴代会長

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出典:ボーイズ・バラエティー協会のあゆみ - YouTube

代数 芸名 芸種 備考
1 柳家三亀松 音曲漫談
2 坊屋三郎 ボーイズ(あきれたぼういず
3 灘康次 ボーイズ(灘康次とモダンカンカン
4 大空かんだ 漫才(大空なんだ・かんだ)・漫談
5 川田恋 ボーイズ(灘康次とモダンカンカン) 現職

役員

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令和5年度[3]
役職 本名 芸名(コンビ・ユニット名)
代表理事(会長) 中川高 川田恋(灘康次とモダンカンカン
理事(副会長) 前山親子 紅チカコ(くれないぐみ)
理事 菊地仁
小林謙太
武田貴行
遠藤満
海老原順子
菊地仁(チャーリーカンパニー
こばやしけん太
ポンちゃん一座
遠藤三流(33フリッパ)
紅ジュン(くれないぐみ)(事務局)
監事 田口義朗 風呂わく三
相談役 出沼俊浩
田口徹
鈴木正之
大川ひろし
ヒッポ・たぐ
グレート義太夫

定席興行

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  • 浅草東洋館 - 奇数月の下席(21-29日)が定席となっている(なお、30日は特別興行「特選 ボーイズ&バラエティ」として本協会員がメインで出演する)。興行では本協会員のほか、円楽一門会(主に三遊亭好楽一門)、落語立川流所属の落語家、講談協会所属の講談師(2023年7月より)が出演することがある。2012年3月までは毎月定席興行が行われていたが、近年の漫才協会の隆盛に煽られた形で、東京演芸協会(偶数月下席)と交互で興行を行っている。

所属会員

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ボーイズバラエティ協会ホームページプロフィール掲載順(2024年8月現在)[4]。名前後ろの括弧内は芸種。一部の会員は落語協会にも所属しており、協会の定席に出演できる。☆印は落語協会にもしょぞく

  • 川田恋(灘康次とモダンカンカン)(歌とおしゃべり)
  • 大川ひろし(ギタリスト)
  • チャーリーカンパニー(高橋テツ、菊地仁)(コント)
  • くれないぐみ(紅チカコ、紅ジュン)(お笑いバラエティ、漫才)
  • エリザベス(くれないぐみの紅チカコによる漫談)
  • 甘味けんじ(ぼうず漫談)
  • のこぎりキング下田(のこぎり音楽)
  • ストレート松浦(ジャグリング)☆
  • ヒッポ・たぐ(ギター漫談)
  • 風呂わく三(漫談)
  • 社会人Z(漫談)
  • 寒空はだか(漫談)☆[注 1]
  • 岡大介(カンカラソング)☆
  • 菊仙(太神楽曲芸)
  • ポンちゃん一座(腹話術)
  • 33フリッパ(GYON、遠藤三流)(漫才)
  • めおと楽団ジキジキ(世田谷きよし、カオルコ)(面白音楽)☆
  • グレート義太夫(ギター漫談)
  • さいたまんぞう(漫談)
  • 米粒写経サンキュータツオ居島一平)(漫才)☆
  • 令和歌謡ペーソス(島本慶、米内山尚人、スマイリー井原)(音楽)
  • こばやしけん太(音まね芸)
  • 小沢ゆかり(歌手)
  • 生田目彰彦(バラエティギタリスト)
  • 深美よう子(歌手)
  • ひらたのりこ(ピアノ)
  • ふじ健介・東京助(ふじ健介、東京助)(漫才)
  • チープユニット 宇奈月満(コント)
  • 松田洋子(司会)
  • 宗田千恵子(語・演・歌)
  • 清水英彰(漫談)
  • ピエロのまーくん(ピエロ芸)
  • 夏木えいじ(歌手)
  • 五条哲也(歌手)
  • タブレット純(ムード歌謡漫談)☆
  • 上の助空五郎(漫談)
  • カルーア啓子(オートレース漫談)
  • 恋ちゃんためちゃん(川田恋と生田目彰彦のコラボユニット)
  • 東京さんた(アコーディオン漫談)
  • はさみ家紙太郎(紙切り)
  • 若菜春夫(デザイン部)
  • 堀尾和孝(アコギ漫談)
  • ザ・カンカンズ(川田恋と生田目彰彦とひらたのりこのコラボユニット)
  • ウルルJUN(ウクレレ漫談)
  • マジシャン・たけし(マジック)
  • 荒木巴(マジック)
  • わたらい良(江戸売り声)
  • 太平洋(曲芸)
  • Bちゃん(ギター漫談)
  • さちまる。(ものまね)
  • マジシャンまひろ(マジック)
  • 知香(ものまね)
  • 白丸(悉知政裕、泉弟)(漫才)
  • 陳銘軒/竹村ゆうき(変面チンミン)
  • 杉原徹 -TE`TSU-(ヴォードヴィル)
  • ミニッツ(音楽漫才)
  • マジシャン真優
  • リスボン上田(ジャグリング)
  • YUKI(曲芸マジック)
  • サブリミット(曲芸・和のサーカス)
  • 鰯家猫輔(音曲師)
  • ジャンボリー鶴田(ロックンロール漫談)

落語家レギュラー出演者

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五代目円楽一門会所属
落語立川流所属

このほか、両派所属の前座(円楽一門会:けろよん、愛二郎、げんき、立川流:のの一、談声、公四楼)に加え、講談協会所属の前座(一龍斎貞心門下の貞司、貞介、神田山緑門下の山兎、山慶)が交代で定期的に前座として出演している(進行の補助も担当)。

過去の主な所属会員(故人を含む)

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2023年8月1日付で落語協会準会員として入会。同協会ホームページのプロフィールは未反映。
  2. ^ 2022年11月23日、死去。79歳没。[5]
  3. ^ 2023年7月16日、多臓器不全のため死去。82歳没。[6]
  4. ^ 病気療養のため、チャーリーカンパニーを脱退。その後、2014年11月18日に死去[7]。66歳没。
  5. ^ 2023年12月23日死去[8]。81歳没。
  6. ^ 以前は「東西寄席演芸家名鑑2」(東京かわら版刊、2021年)に芸協所属芸人として掲載されていたが、2022年9月まで同協会公式サイトのプロフィールは未掲載状態だった。同年9月8日付で芸協入会がリリースされ、同協会公式サイトにプロフィールも掲載されるようになった[9]

出典

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  1. ^ 協会について”. 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会. 2022年7月7日閲覧。
  2. ^ 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会の情報”. 国税庁法人番号公表サイト (2019年9月18日). 2022年7月7日閲覧。
  3. ^ 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会役員 令和5年度”. 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会. 2024年8月27日閲覧。
  4. ^ 協会員 ボーイズバラエティ協会
  5. ^ 【訃報】紙切り・泉たけし”. 一般社団法人ボーイズ・バラエティー協会 (2022年12月9日). 2022年12月10日閲覧。
  6. ^ 【訃報】つくえ 朗央(司会・漫談)”. ボーイズ・バラエティー協会 (2023年7月20日). 2023年8月1日閲覧。
  7. ^ ボーイズバラエティ協会のFacebook 2014年11月13日
  8. ^ 【訃報】永きにわたり協会に所属し多大な貢献をされましたアンクルベイビー 瞳ショージ師匠が十二月二十三日午前八時二十五分 多臓器不全の為 お亡くなりになりました”. ボーイズ・バラエティー協会 (2024年1月7日). 2024年1月8日閲覧。
  9. ^ 【新協会員のお知らせ】 - 落語芸術協会 2022年9月8日

外部リンク

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