ボルタ電池座
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ボルタ電池座(ボルタでんちざ、英語: Battery of Volta[1])は、イギリスの科学者トマス・ヤングが考案した、現在は使われていない星座の1つ[1]。イタリア北部のコモ出身の自然哲学者アレッサンドロ・ボルタが1800年に発明したボルタ電池を記念して考案された[1]。
1807年に、ヤングが著した A Course of Lectures on Natural Philosophy and the Mechanical Arts の第1巻で天球図に描いた[1][2]。現在のいるか座、こぎつね座、こうま座、ペガスス座の境界付近に置かれ、ペガスス座1番星をα星、ペガスス座9番星をβ星とした[1][2]。その後、ヤングの案に追随する者はおらず、すぐに忘れられた星座となった。
出典
[編集]- ^ a b c d e Barentine, John C. (2016-04-04). Uncharted Constellations: Asterisms, Single-Source and Rebrands. Springer. pp. 24-27. ISBN 978-3-319-27619-9 2020年8月18日閲覧。
- ^ a b Young, Thomas (1807). A Course of Lectures on Natural Philosophy and the Mechanical Arts. J. Johnson. pp. 806-808