ホワイト・ウィスパー
『ホワイト・ウィスパー』(White Whisper-Song of Trinity-)とは、有限会社 AISquare(エーアイ・スクウェア)によって2000年に運営されたメイルゲーム。メイルゲームについてはプレイバイメールを参照。
国内を舞台としたリアクション形式の本編「ホワイト・ウィスパー」と、世界を舞台にした機械処理方式によるサブゲーム「ザ・レガシィ」という二つのゲームが同時進行されるシステムを採用しているという特徴がある。
世界
[編集]ホワイト・ウィスパーの舞台となるのは2000年の現代社会。
トリニティの力を操る「幻視者」となった参加者達は、始原の時より存在する『理〜ハルモニア〜』『樹〜ソーマ〜』『虚〜アゴー〜』という3つのトリニティのいずれかに所属することで、見えない闘争「トリニティーウォー」を戦うことになる。
トリニティ
[編集]トリニティとは、『秩序』『自然』『虚無』と名づけられた3つの力のこと。世界の本質でもあり、それぞれが古い神話における「創造」「維持」「破壊」を司っている。
理〜ハルモニア〜
[編集]心の底で理と法に満ちた世界を望む者は、『理』(ハルモニア)の幻視者として覚醒する。
ハルモニアの幻視者は「エージェント」と呼ばれる。科学によって作られた兵器、理論によって裏打ちされた技術など、『理』を根幹とした力を使う。
- MOG/梁棟会(りょうとうかい)の組織
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- 巨大コンツェルン「柏木グループ」
- 自然調和都市開発事業団
- BABEL 情報サービス
- TSC(Titibu Spinning Company/旧名・秩父紡績会社)
- 公安特別監査局
樹〜ソーマ〜
[編集]緑溢れた大地を望む者は、『樹』(ソーマ)の幻視者として覚醒する。
ソーマの幻視者は「フェダーイン」と呼ばれる。古の魔術や伝説の力を用い、科学と荒廃に満ちた世界に自然や神秘を取り戻すために戦う。
- 一族連合体『狗鬼』
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- 惡仁(おに)
- 宿儺(すくな)
- 犬狼(けんろう)
- 蛇龍(だりゅう)
- 天鴉(あまがらす)
- 夜蜘(やくも)
- 夢視(ゆめみ)
- 陰陽(いんよう)
- 木魅(すだま)
虚〜アゴー〜
[編集]破壊を求めた者は、『虚』(アゴー)の幻視者として覚醒する。
アゴーの幻視者は「アプファル(クズ)」と自らを呼ぶ。原理や体系のない、己の内よりいずる虚無の力を使い、世界に破壊を振り撒く。
- アゴーの勢力
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- 破壊を撒く者
- 心喰らう者
- 虚抱く者
脚注
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