ホルム公国 (クラスヌィー・ホルム)
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ホルム公国(ロシア語: Холмское княжество)はトヴェリ大公国の分領公国である。
1239年、トヴェリ大公アレクサンドルがジョチ・ウルスに処刑されたのち、アレクサンドルの子フセヴォロドがホルム(現クラスヌィー・ホルム)を受領して成立した。初代ホルム公フセヴォロドは、トヴェリ大公位をめぐりおじのヴァシーリーと権力闘争を行った。フセヴォロドの死後、ホルム公位は彼の子孫に受け継がれた。
1486年、トヴェリ大公国がモスクワ大公国に併合されると同時に、ホルム公国もまたモスクワ大公国領となった。ホルム公国消滅後のフセヴォロドの子孫はモスクワに仕え、貴族の一門ホルムスキー家をなした。
参考文献
[編集]- Н. В. Сычев «Книга династий» — Москва: «АСТ», 2005.
- А. Б. Широкорад «Альтернатива Москве. Великие княжества Смоленское, Рязанское, Тверское» — Москва: «АСТ», 2010.