ホルムアミダーゼ
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ホルムアミダーゼ(Formamidase、EC 3.5.1.49)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ホルムアミド + 水ギ酸塩 + アンモニア
従って、この酵素の基質は、ホルムアミドと水の2つ、生成物はギ酸塩とアンモニアの2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、ホルムアミド アミドヒドロラーゼ(formamide amidohydrolase)である。この酵素は、グリオキシル酸とジカルボン酸の代謝や窒素循環に関与する。
構造
[編集]2007年末時点で、この酵素の4つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2DYU、2DYV、2E2K及び2E2Lである。
出典
[編集]- Clarke PH (1970). “The aliphatic amidases of Pseudomonas aeruginosa”. Adv. Microb. Physiol.. Advances in Microbial Physiology 4: 179–222. doi:10.1016/S0065-2911(08)60442-7. ISBN 978-0-12-027704-9.
- Friedich CG and Mitrenga G (1981). “Utilization of aliphatic amides and formation of two different amidases by Alcaligenes eutrophus”. J. Gen. Microbiol. 125: 367–374. doi:10.1099/00221287-125-2-367.