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ホモンホン島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホモンホン島
地理
場所 フィリピンレイテ湾
座標 北緯10度44分 東経125度43分 / 北緯10.733度 東経125.717度 / 10.733; 125.717
諸島 ビサヤ諸島
行政
自治体 ギウアン英語版
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ホモンホン島(ホモンホンとう、英語: Homonhon Island)はフィリピンレイテ湾の東に位置する東サマル州の島。20kmほどの大きさの島で、ギウアン英語版の一部となっている。

ホモンホンの北西にはモントコナン(Montoconan)という小島が存在する。

歴史

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フェルディナンド・マゼランの世界一周の途中で太平洋横断を生き残った3隻の舟はマリアナ諸島を通過後、上陸する土地がなく[1]食料のない状態となっていた。1521年3月16日にホモンホン島に上陸し、当時のホモンホン島は無人島ではあったが乗組員は食料を集めることができた[2]

その後程なくして、マゼラン隊はリマサワ島英語版のCulambuのラージャの小船に発見され、4月7日にセブ島に連れて行かれた[3]。このことからCulambuのラージャはセブ島ダトゥ英語版と同盟していたと考えられる。

彼らがホモンホン島に到着した3月16日は聖ラザロの祝祭の期間であり、この日は現在ではフィリピンへのキリスト教の伝来の日となっている。島の名はマゼランがつけたもので、「給水にとても良い島」という意味を持つ。

バランガイ

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ホモンホン島のバランガイ人口一覧(2020年国勢調査)

バランガイ 人口
ビタウガン (Bitaugan) 445人
カグスアン (Cagusu-an) 707人
カナウェーヨン (Canawayon) 427人
カグスラン (Cagusuran) 964人
クラシ (Culasi) 446人
ハバグ (Habag) 317人
イナプラガン (Inapulagan) 548人
パグババンナン (Pagbabangnan) 550人
合計 4,413人

経済

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この島には、1980年代からニッケルクロマイトの採掘に携わる4つの大規模な採掘場がある。[4]

注釈

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  1. ^ W.D. Brownlee (Master Mariner), 1974. The First Ships Around the World ISBN 0-8225-1204-1, p.44.
  2. ^ Richard Humble, The Voyage of Magellan, Franklin Watts [1988] ISBN 0-531-10638-1 p.20.
  3. ^ Laurence Bergreen, Over the Edge of the World: Magellan's Terrifying Circumnavigation of the Globe HarperCollins Publishers [2003] ISBN 0-06-621173-5
  4. ^ Advocates urge NHCP to save Homonhon Island from mining” (English). Rappler (April 25, 2024). September 26, 2024閲覧。