ホモグルタチオン合成酵素
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ホモグルタチオン合成酵素(Homoglutathione synthase、EC 6.3.2.23)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ATP + γ-L-グルタミル-L-システイン + β-アラニンADP + リン酸 + γ-L-グルタミル-L-システイニル-β-アラニン
従って、この酵素の基質はATPとγ-グルタミルシステインとβ-アラニンの3つ、生成物はADPとリン酸とγ-L-グルタミル-L-システイニル-β-アラニン(ホモグルタチオン)の3つである。
この酵素はリガーゼ、特に酸-D-アミノ酸リガーゼ(ペプチドシンターゼ)に分類される。系統名は、γ-L-グルタミル-L-システイン:β-アラニン リガーゼ (ADP形成)(gamma-L-glutamyl-L-cysteine:beta-alanine ligase (ADP-forming))である。
出典
[編集]- Macnicol PK (1987). “Homoglutathione and glutathione synthetases of legume seedlings - partial-purification and substrate-specificity”. Plant Sci. 53 (3): 229–235. doi:10.1016/0168-9452(87)90159-2.