ホッペガルテン競馬場
全体写真 | |
施設情報 | |
---|---|
所在地 |
Goetheallee 1, |
座標 | 北緯52度30分45秒 東経13度40分16秒 / 北緯52.51250度 東経13.67111度座標: 北緯52度30分45秒 東経13度40分16秒 / 北緯52.51250度 東経13.67111度 |
開場 | 1868年5月17日 |
所有者 | ゲルハルト・シェーニング |
コース | |
周回 | 右回り |
馬場 | 芝 |
ホッペガルテン競馬場(ホッペガルテンけいばじょう、Hoppegarten Racecourse)は、ドイツ連邦共和国ベルリン州東部・ホッペガルテンに位置する競馬場である。
概要
[編集]1868年にベルリン競馬協会によって、テンペルホーフに存在していた競馬場[注 1]の移転先として開場された。
開場当時からドイチェスダービーを除く全てのクラシック競走、またほとんどの主要な競走がホッペガルテン競馬場で開催されていた。また、1945年までは約1000頭まで収容可能なトレーニングセンターとしても運用されていた。[1]
第二次世界大戦の影響を強く受けており、ベルリン州の分断により優秀な競走馬や騎手・調教師が西ドイツに流出した[注 2]。ソ連占領下でも競馬開催は続けられたが、かつての盛況は見られなかった。[2]
ベルリンの壁崩壊後はトロイハンダンシュタルト[注 3]が一時的な所有者となったが、すぐさまベルリン競馬協会が所有権を取り返した。しかし2007年に資金不足により破産すると、政府により民営化を目的とした競売に掛けられた。2008年には投資家であるゲルハルト・シェーミングが落札し、ヨーロッパで唯一の民営の競馬場となった。[3]
民営化されて以降はドイツ最大の競馬場を目指し、様々な取り組みが行われた。その活動が功を奏し、2011年にはベルリン大賞の開催地へと復帰し、2013年には自然保護区に指定された。[4]
コース
[編集]全面芝コースであり、周回コースは右回り。1周1.5マイル (2,400 m)、ホームストレッチは2.5ハロン (500 m)あり、やや上り坂になっている。全長7ハロン (1,400 m)の直線コースも設けられており、これはドイツの競馬場で最長である。[5]
主な競走
[編集]- オレアンダーレネン賞(G2)
- シルベルネプフェーアト賞(G3)
- ディアナトライアル(G3)
- デルビートライアル(G3)
- ドイチェンアインハイト賞(G3)
- ファーステンベルクレネン賞(G3)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “History” (ドイツ語). Rennbahn Hoppegarten (2019年1月28日). 2023年4月12日閲覧。
- ^ “Ascot liegt gleich bei Hoppegarten - WELT” (ドイツ語). DIE WELT. 2023年4月12日閲覧。
- ^ “Pferdesport: Galopprennbahn Hoppegarten verkauft - WELT” (ドイツ語). DIE WELT. 2023年4月12日閲覧。
- ^ “Denkmal nationaler Bedeutung” (ドイツ語). Rennbahn Hoppegarten (2019年2月20日). 2023年4月12日閲覧。
- ^ “General Information for Internationals” (ドイツ語). Rennbahn Hoppegarten (2019年1月28日). 2023年4月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- Hoppegarten RaceCourse - 公式サイト