ホスファチジルグリセロホスファターゼ
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ホスファチジルグリセロホスファターゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
略号 | PAP2 | ||||||||
Pfam | PF01569 | ||||||||
OPM superfamily | 409 | ||||||||
OPM protein | 5jwy | ||||||||
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ホスファチジルグリセロホスファターゼ(Phosphatidylglycerophosphatase, EC 3.1.3.27)は、以下の化学反応を触媒する酵素である[1]。
この酵素は加水分解酵素、特にリン酸モノエステル結合に作用する酵素である。系統名はホスファチジルグリセロリン酸ホスホヒドロラーゼ(phosphatidylglycerophosphate phosphohydrolase)であり、他にphosphatidylglycerol phosphate phosphatase、phosphatidylglycerol phosphatase PGP phosphatase等とも呼ばれる。グリセロリン脂質代謝に関わっている。
カルジオリピン生合成においては、ミトコンドリアのホスファターゼとして作用する。カルジオリピンは、主にミトコンドリア膜に存在するグリセロリン脂質である。