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ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ
識別子
EC番号 4.6.1.13
CAS登録番号 37288-19-0
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
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500ホスファチジルイノシトールに特異的なホスホリパーゼC (OPM databaseより)

ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ (Phosphatidylinositol diacylglycerol-lyase、EC 4.6.1.13)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール 1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸 + 1,2-ジアシル-sn-グリセロール

従って、この酵素の基質は1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトールのみ、生成物は1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸と1,2-ジアシル-sn-グリセロールの2つである。

この酵素はリアーゼ、特にリン-酸素リアーゼに分類される。系統名は、1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール 1,2-ジアシル-sn-グリセロールリアーゼ (1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸形成)(1-phosphatidyl-1D-myo-inositol 1,2-diacyl-sn-glycerol-lyase (1D-myo-inositol-1,2-cyclic-phosphate-forming))である。他に、monophosphatidylinositol phosphodiesterase、phosphatidylinositol phospholipase C、1-phosphatidylinositol phosphodiesterase、1-phosphatidyl-D-myo-inositol inositolphosphohydrolase (cyclic-phosphate-forming)、1-phosphatidyl-1D-myo-inositol diacylglycerol-lyase (1,2-cyclic-phosphate-forming)等とも呼ばれる。この酵素は、イノシトールリン酸代謝に関与している。

構造

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2007年末時点で、2つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1T6M2OR2である。

出典

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