ホスコロ基
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ホスコロ基(ほすころき、英: phoskoro group)は、官能基の一つでリンと窒素と酸素と水素を含んでいる。示性式は、R-P2NOH。この用語は通常、ホスコロ基が他の原子に結合している化合物(ホスコロ、ホスコロ化合物)の官能基を指す。
ホスコロ化合物
[編集]ホスコロ化合物は、酸性を示す。水にはとても溶けにくく、ドデカノールに少し溶けやすい。有機溶媒には溶ける。配向性は、メタ配向性基(電子授与基)である。ベンゼンをホスコロ化する際は、一窒化ウランとメタリン酸を触媒とする方法がある。そして、ホスコロベンゼンと過酸化ウラニル酸が生成する[1]。
性質
[編集]ホスコロメタンは、カダベリンのような刺激臭をもち、オルドビス紀に生息していたサカバンバスピス(Sacabambaspis)の体液には、ホスコロメタンが含まれていたとされている[2]。