ペーパーチェイス
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(ペーパー・チェイスから転送)
ペーパーチェイス | |
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The Paper Chase | |
監督 | ジェームズ・ブリッジス |
脚本 | ジェームズ・ブリッジス |
原作 | ジョン・ジェイ・オスボーン・ジュニア |
製作 |
ロバート・C・トンプソン ロドリック・ポール |
出演者 |
ティモシー・ボトムズ リンゼイ・ワグナー ジョン・ハウスマン |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | ゴードン・ウィリス |
編集 | ウォルター・トンプソン |
製作会社 | 20世紀フォックス |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1973年10月16日 1974年3月9日 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『ペーパーチェイス』(原題:The Paper Chase)は、1973年制作のアメリカ合衆国の映画。ハーバード・ロー・スクールのエリート学生たちが勉学に励む姿を描く青春映画。ジェームズ・ブリッジス監督。のちにテレビシリーズ化された(en:The Paper Chase (TV series))。
あらすじ
[編集]アメリカを代表する名門ハーバード・ロー・スクールに通うハートは、優秀な成績で卒業してバラ色の出世コースを歩むため、級友のフォードやケヴィンと共に日夜勉学に励んでいた。そんな彼の最大の難関は、冷厳な主任教授のキングスフィールドであった。
そんなある夜、ハートは大学から帰る途中、スーザンという娘から声をかけられた。誰かにつけられているという彼女を家まで送り届けて以来、ハートは「勉学のためには恋愛はいらない」という学友たちの忠告も聞き入れず、急速に彼女と親しくなっていく。
ある夜、ハートはキングスフィールド教授から自宅での懇親会に招かれるが、そこにはスーザンもいた。実はスーザンは教授の娘だったのだ。ハートは大きなショックを受け、スーザンが今まで偽名を使って自分をだましていたことを責める。スーザンはある法科の学生と結婚していたが、別れたと告白した。そんなことがあってからも2人は交際を重ねていく。
その後、ハートとフォードは最終試験に向けての試験勉強に没頭するが、ケヴィンは妻アシュレーとのいさかいがひどくなり、脱落してしまう。そして、最終試験も無事終わり、ハートはキングスフィールド教授のところに挨拶に行く。だが、教授の反応は意外なものだった。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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TBS版 | ||
ジェームズ・T・ハート | ティモシー・ボトムズ | 柴田侊彦 |
スーザン・フィールズ | リンゼイ・ワグナー | 田島令子 |
チャールズ・W・キングスフィールド教授 | ジョン・ハウスマン | 鈴木瑞穂 |
フランクリン・フォード3世 | グレアム・ベッケル | 日高晤郎 |
トーマス・クレイグ・アンダーソン | エドワード・ハーマン | 青野武 |
オコナー | ロバート・リディアード | 田中秀幸 |
不明 その他 |
柴田昌 兼本新吾 弥永和子 野島昭生 石原由紀子 若本紀昭 牛山茂 | |
演出 | 田島荘三 | |
翻訳 | ||
効果 | ||
調整 | 杉原日出弥 | |
制作 | トランスグローバル | |
解説 | 荻昌弘 | |
初回放送 | 1978年7月17日 『月曜ロードショー』 |
※吹替はDVDに収録。
受賞
[編集]- 第46回アカデミー助演男優賞(ジョン・ハウスマン)[1]
- 第31回ゴールデングローブ賞 映画部門 助演男優賞(ジョン・ハウスマン)[2]
- 第45回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 助演男優賞(ジョン・ハウスマン)[3]
脚注
[編集]- ^ “The 46th Academy Awards (1974) Nominees and Winners”. oscars.org. March 15, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。December 31, 2011閲覧。
- ^ Winners & Nominees 1974 - Golden Globes
- ^ National Board of Review of Motion Pictures :: Awards for 1973