ペルピニャン駅
ペルピニャン駅 | |
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駅舎(駅東側) | |
Perpignan | |
所在地 | ピレネー=オリアンタル県ペルピニャン |
所属事業者 | フランス国鉄(SNCF) |
電報略号 | 87784009 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 4面6線 |
開業年月日 | 1858年7月12日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ナルボンヌ-ポルトボウ線 |
キロ程 | ? km(ナルボンヌ起点) |
◄リヴサルト (8.200 km) (13.686 km) エルヌ► | |
所属路線 | ペルピニャン-ヴィルフランシュ-ヴェルネ=レ=バン線 |
キロ程 | 0.000 km(ペルピニャン起点) |
(7.053 km) ソレ► | |
所属路線 | LGVペルピニャン-フィゲラス線 |
◄フィゲラス-ヴィラファント (? km) |
ペルピニャン駅(フランス語: Gare de Perpignan)はフランスのピレネー=オリアンタル県ペルピニャンにある、フランス国鉄(SNCF)の鉄道駅。
概要
[編集]海抜37mに位置し、ナルボンヌ-ポルトボウ線の467.512キロポスト上にある。そのほか、ペルピニャン-ヴィルフランシュ-ヴェルネ=レ=バン線や高速線のLGVペルピニャン-フィゲラス線が当駅から分岐する。
歴史
[編集]1858年にナルボンヌからスペイン国境を結ぶ路線の1期区間としてナルボンヌ-ペルピニャン間が開通。2月20日に運行開始したとき[1]はテート川に架かる橋が建設中であったため、ペルピニャンの対岸にある村[2]に設置された臨時終着駅を使用していた。橋は同年7月10日に併用開始し[1]、同月20日には新駅を設置することが決定され[3]、木造で建設された[1]。
1866年3月21日にはミディ・ガロンヌ横運河鉄道会社によりコリウールまで延伸され途中駅となる。この延伸工事は経済性よりも戦略的な観点的から重要と判断され、国によって資金提供された[4]。
2004年11月15日にフィゲラス方面の高速新線を建設開始し、2010年12月19日に試運転開始し、2013年12月15日に開業しスペインのバルセロナ・マドリード方面の旅客サービスが開始された。ただし、後者の都市へのサービスは廃止されます。しかし2022年12月にSNCF・レンフェ同盟の解消によりマドリードまでの運行は廃止された[5]。ただし2023年7月にレンフェ単独でマドリードまでの運行を再開した[6]。
駅構造
[編集]相対式ホーム(それぞれA,Fホーム)の間に島式ホーム2面(B,C,D,Eホーム)がある、4面6線を有する地上駅である。各ホームは地下通路で連絡している。
駅東側に従来の駅舎があり、Aホームは駅舎と隣接し地下通路を介さずに行き来できる。駅西側には近代的な駅ビルがあり、スーパー含む複数店舗が入居するショッピングセンターとなっている。
利用状況
[編集]SNCFの推計によると、2020年の年間乗客数は1,050,546人[7]。
近年の年間乗車・乗降人員数の推移は下表の通りである[8]。
西暦 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
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年間乗客数 | 1758375 | 1562086 | 1629171 | 1370425 | 1390185 | 1050546 | 1496637 | 1809687 | 2058369 |
駅乗客以外も含む利用者 | 2197968 | 1952608 | 2036464 | 1713031 | 1737732 | 1313182 | 1870796 | 2262109 | 2572961 |
駅周辺
[編集]- 駅東側(駅舎側)
- ジャン・ジャック・ルソー小学校(École Élémentaire Jean-Jacques Rousseau)
- ジャンヌ・ダルク学校(École et Collège Jeanne d'Arc)
- 駅西側(駅ビル側)
- バスターミナル
- リドル
隣の駅
[編集]- フランス国鉄
- AVE、TGV inOui
- フィゲラス-ヴィラファント駅 - ペルピニャン駅 - ナルボンヌ駅
- Ouigo
- ペルピニャン駅 - ナルボンヌ駅
- アンテルシテ・ド・ニュイ
- TERオクシタニー
脚注
[編集]- ^ a b c Site mairie de Perpignan, historique de la gare lire en ligne (consulté le 28 mai 2010).
- ^ Le Vernet, sur le site histoireduroussillon.free.fr].
- ^ Anne-Laure Fabre, mémoire cité en bibliographie résumé en ligne (consulté le 28 mai 2010).
- ^ François Palau; Maguy Palau (2004). “9.3. Perpignan-Collioure, 21 mars 1866”. In Palau. Le rail en France. Paris. pp. 60-61. ISBN 2-9509421-3-X.
- ^ “Perpignan : la SNCF met fin aux lignes directes vers Madrid et Marseille” (2022年11月21日). 2023年7月4日閲覧。 ; cette page est une archive.
- ^ Léa Wolber (2023年6月19日). “Marseille-Madrid en TGV : 5 choses à savoir sur les nouvelles lignes espagnoles de la Renfe qui vont concurrencer la SNCF”. 2023年7月4日閲覧。
- ^ “Fréquentation en gares en 2020 – Perpignan” (Traitement du 26 avril 2016 (onglet Informations)). 2016年11月3日閲覧。.
- ^ “Fréquentation en gares en 2021 – Perpignan” (Traitement du 31 mars 2021 (onglet Informations)). 2021年3月31日閲覧。.
関連項目
[編集]- フランスの鉄道
- ペルピニャン駅 (絵画) - サルバドール・ダリ作の絵画