ペドロ・ムニョス
ペドロ・ムニョス | |
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UFC 269の前日計量 (2021年) | |
本名 |
ペドロ・エンリケ・ロペス・ムニョス (Pedro Henrique Lopes Munhoz)[1] |
生年月日 | 1986年9月7日(38歳)[2] |
出身地 |
ブラジル サンパウロ州サンパウロ[2] |
通称 |
ザ・ヤング・パニッシャー (The Young Punisher) |
居住 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州トーランス |
国籍 | ブラジル |
身長 | 168 cm (5 ft 6 in) |
体重 | 61 kg (134 lb) |
階級 | バンタム級 |
リーチ | 165 cm (65 in) |
スタンス | オーソドックス |
拠点 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州ガーデナ |
チーム |
キングスMMA →アメリカン・トップチーム |
ランク |
空手 ブラジリアン柔術 (黒帯) 柔道 (茶帯) |
現役期間 | 2009年 - |
総合格闘技記録 | |
試合数 | 31 |
勝利 | 20 |
ノックアウト | 5 |
タップアウト | 8 |
判定 | 7 |
敗戦 | 9 |
判定 | 9 |
無効試合 | 2 |
その他 | |
総合格闘技記録 - SHERDOG |
ペドロ・ムニョス(Pedro Munhoz、1986年9月7日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。サンパウロ州サンパウロ出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州トーランス在住。アメリカン・トップ・チーム所属。元RFAバンタム級王者。
来歴
[編集]4歳から空手を始め、小学生になると柔道も始めた。13歳からマルコ・バルボーザの下でブラジリアン柔術を学び、2009年に総合格闘技デビュー[3]。
RFA
[編集]2013年8月16日、RFAバンタム級王座決定戦でジェフ・カランと対戦し、2-1の5R判定勝ち。王座獲得に成功した[4]。
2014年1月24日、RFAバンタム級タイトルマッチでキャリア7戦全勝のビリー・ダニエルズと対戦し、開始41秒にギロチンチョークで一本勝ち。王座の初防衛に成功した。
UFC
[編集]2014年2月22日、UFC初参戦となったUFC 170でバンタム級ランキング3位のハファエル・アスンソンと対戦し、0-3の判定負け。キャリア初黒星を喫した。
2016年7月7日、 UFC Fight Night: dos Anjos vs. Alvarezでラッセル・ドーンと対戦し、ギロチンチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2016年11月19日、UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2でジャスティン・スコギンズと対戦し、ギロチンチョークで2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2017年10月28日、UFC Fight Night: Brunson vs. Machidaでバンタム級ランキング13位のロブ・フォントと対戦し、ギロチンチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年3月3日、UFC 222でバンタム級ランキング8位のジョン・ドッドソンと対戦し、1-2の判定負け。
2018年8月4日、UFC 227でバンタム級ランキング14位のブレット・ジョーンズと対戦し、3-0の判定勝ち。
2018年11月30日、The Ultimate Fighter 28 Finaleでバンタム級ランキング14位のブライアン・キャラウェイと対戦し、ボディへの前蹴りでダウンを奪いパウンドで1RTKO勝ち。
2019年3月2日、UFC 235でバンタム級ランキング2位の元UFC世界バンタム級王者コーディ・ガーブラントと対戦。激しい打撃戦を繰り広げ、足が止まったガーブラントに右フックをヒットさせダウンを奪い、パウンドで1RKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2019年6月8日、UFC 238: Cejudo vs. Moraesでバンタム級ランキング3位のアルジャメイン・スターリングと対戦し、0-3の判定負け。
2020年8月22日、UFC on ESPN: Munhoz vs. Edgarで元UFC世界ライト級王者のフランク・エドガーと対戦し、1-2の5R判定負け。2連敗となったものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、海外のMMAメディアサイトの採点では23人中19人の記者がムニョスの勝利を支持した[5]。
2021年2月27日、UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Ganeでバンタム級ランキング9位のジミー・リベラと再戦し、3-0の判定勝ち。リベンジに成功し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2021年8月7日、UFC 265でバンタム級ランキング5位の元UFC世界フェザー級王者ジョゼ・アルドと対戦し、0-3の判定負け。
2021年12月11日、UFC 269でバンタム級ランキング9位の元UFC世界バンタム級王座ドミニク・クルーズと対戦。1Rに左ジャブと左フックでダウンを奪うも、2Rと3Rに手数と有効打で上回られて0-3の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2022年7月2日、UFC 276でバンタム級ランキング13位のショーン・オマリーと対戦。2Rにオマリーの偶発的なサミングにより、ムニョスは試合を続行することができずノーコンテストとなった[6]。
2023年4月15日、UFC on ESPN: Holloway vs. Allenでバンタム級ランキング13位のクリス・グティエレスと対戦し、3-0の判定勝ち[7]。
2023年8月19日、UFC 292のバンタム級ランキング6位のマルロン・ヴェラと対戦し、0-3の判定負け。海外MMAメディアサイトの採点では17人中14人の記者がムニョスの勝利を支持した[8]。
2024年3月9日、UFC 299でカイラー・フィリップスと対戦し、0-3の判定負け。
戦績
[編集]総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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31 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
20 勝 | 5 | 8 | 7 | 0 | 0 | 2 |
9 敗 | 0 | 0 | 9 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | カイラー・フィリップス | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 299: O'Malley vs. Vera 2 | 2024年3月9日 |
× | マルロン・ヴェラ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 292: Sterling vs. O'Malley | 2023年8月19日 |
○ | クリス・グティエレス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on ESPN 44: Holloway vs. Allen | 2023年4月15日 |
- | ショーン・オマリー | 2R 3:09 ノーコンテスト(偶発的なサミング) | UFC 276: Adesanya vs. Cannonier | 2022年7月2日 |
× | ドミニク・クルーズ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 269: Oliveira vs. Poirier | 2021年12月11日 |
× | ジョゼ・アルド | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 265: Lewis vs. Gane | 2021年8月7日 |
○ | ジミー・リベラ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gane | 2021年2月27日 |
× | フランク・エドガー | 5分5R終了 判定1-2 | UFC on ESPN 15: Munhoz vs. Edgar | 2020年8月22日 |
× | アルジャメイン・スターリング | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 238: Cejudo vs. Moraes | 2019年6月8日 |
○ | コーディ・ガーブラント | 1R 4:52 KO(右フック→パウンド) | UFC 235: Jones vs. Smith | 2019年3月2日 |
○ | ブライアン・キャラウェイ | 1R 2:39 TKO(ボディへの前蹴り→パウンド) | The Ultimate Fighter 28 Finale | 2018年11月30日 |
○ | ブレット・ジョーンズ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 227: Dillashaw vs. Garbrandt 2 | 2018年8月4日 |
× | ジョン・ドッドソン | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 222: Cyborg vs. Kunitskaya | 2018年3月3日 |
○ | ロブ・フォント | 1R 4:03 ギロチンチョーク | UFC Fight Night: Brunson vs. Machida | 2017年10月28日 |
○ | ダミアン・スタシアク | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Gustafsson vs. Teixeira | 2017年5月28日 |
○ | ジャスティン・スコギンズ | 2R 1:55 ギロチンチョーク | UFC Fight Night: Bader vs. Nogueira 2 | 2016年11月19日 |
○ | ラッセル・ドーン | 1R 2:08 ギロチンチョーク | UFC Fight Night: dos Anjos vs. Alvarez | 2016年7月7日 |
× | ジミー・リベラ | 5分3R終了 判定1-2 | UFC Fight Night: Belfort vs. Henderson 3 | 2015年11月7日 |
- | ジェロッド・サンダース | ノーコンテスト(薬物検査失格) | UFC Fight Night: MacDonald vs. Saffiedine | 2014年10月4日 |
○ | マット・ホーバー | 1R 2:47 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Miocic vs. Maldonado | 2014年5月31日 |
× | ハファエル・アスンソン | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 170: Rousey vs. McMann | 2014年2月22日 |
○ | ビリー・ダニエルズ | 1R 0:41 ギロチンチョーク | RFA 12: Oretga vs. Koch 【RFAバンタム級タイトルマッチ】 |
2014年1月24日 |
○ | ジェフ・カラン | 5分5R終了 判定2-1 | RFA 9: Munhoz vs. Curran 【RFAバンタム級王座決定戦】 |
2013年8月16日 |
○ | ミッチ・ジャクソン | 1R 4:49 ギロチンチョーク | RFA 8: Pettis vs. Pegg | 2013年6月21日 |
○ | ビル・カマリー | 1R 2:27 ヒールフック | RFA 5: Downing vs. Rinaldi | 2012年11月30日 |
○ | カミロ・ゴンザレス | 2R 1:21 ギロチンチョーク | Respect in the Cage | 2011年7月30日 |
○ | リチャード・モンタルボ | 2R 2:31 リアネイキッドチョーク | MMA Xplosion: International Team Challenge | 2011年1月29日 |
○ | マウロ・ブレンズ | 3分3R終了 判定3-0 | Respect in the Cage | 2010年10月9日 |
○ | パブロ・アルフォンソ | 5分3R終了 判定3-0 | Jungle Fight 18: Sao Paulo | 2010年3月20日 |
○ | ホベルト・マツモト | 2R終了時 TKO(棄権) | Eagle Fighting Championship | 2009年9月26日 |
○ | へジナウド・ヴィエイラ | 2R 3:35 ギブアップ(パンチ連打) | Full Fight 1 | 2009年3月21日 |
グラップリング
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
△ | ジェフ・カラン | 20分終了 時間切れ | Metamoris The Underground | 2015年8月14日 |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(4回)
脚注
[編集]- ^ MIXED MARTIAL ARTS SHOW RESULTS DATE: December 11th, 2021 LOCATION: T Mobile Arena, Las Vegas boxing.nv.gov 2021年12月11日
- ^ a b “ペドロ・ムニョス”. UFC JAPAN. 2017年6月10日閲覧。
- ^ 【Interview】RFAバンタム級王者、空手ベースの柔術家ムニョス MMAPLANET 2013年12月3日
- ^ 【RFA09】ムニョスがカーランの技巧を押し切りバンタム級王者に MMAPLANET 2013年8月17日
- ^ Frankie Edgar defeats Pedro Munhoz MMA Decisions 2020年8月22日
- ^ Twitter reacts to Sean O'Malley's no-contest with Pedro Munhoz at UFC 276 due to eye poke MMA Junkie 2022年7月2日
- ^ UFC Kansas City: Pedro Munhoz Returns to Win Column with Decision Over Chris Gutierrez Cageside Press 2023年4月15日
- ^ Marlon Vera defeats Pedro Munhoz MMA Decisions 2023年8月19日