ペドロ・ティシェイラ級河川哨戒艦
表示
ペドロ・ティシェイラ級河川哨戒艦 | |
---|---|
P20 ペドロ・ティシェイラ | |
基本情報 | |
艦種 | 河川哨戒艦 |
建造所 | リオデジャネイロ海軍工廠[1] |
運用者 | ブラジル海軍[1] |
就役期間 | 1973年 - 就役中[1] |
建造数 | 2隻[1] |
要目 | |
基準排水量 | 582t[1] |
満載排水量 | 962t[1] |
全長 | 63.6m[1] |
最大幅 | 9.7m[1] |
吃水 | 1.7m[1] |
主機 | D49A-MS ディーゼルエンジン×2基[1] |
推進器 | 2軸[1] |
出力 | 4,788hp[1] |
最大速力 | 16ノット[1] |
航続距離 | 5,000海里(13ノット時)[1] |
搭載能力 | 海兵隊員85名、武装LCVP×2隻[1] |
乗員 | 80名(うち士官7名)[1] |
兵装 | |
搭載機 | ヘリコプター1機[1] |
レーダー |
ペドロ・ティシェイラ級河川哨戒艦(英語: Pedro Teixeira class river Patrol Ship)は、ブラジル海軍の河川哨戒艦の艦級[1][2]。
ブラジルのリオデジャネイロ海軍工廠によって2隻が建造され、両艦とも1973年に就役した[1]。ブラジル海軍のアマゾン小艦隊に配備されており[1]、2023年時点で2隻とも運用中である[3]。
設計
[編集]アマゾン川で使用するために設計された哨戒艦で、必要に応じて海兵隊員80名と武装した揚陸艇(LCVP)2隻を搭載することができる[1][2]。
武装としてはボフォースL60 40mm機関砲1基と12.7mm重機関銃6基、Mk2 81mm迫撃砲2基があり、搭載機としてはIH-6B(ベル206 ジェットレンジャー)またはUH-12 Esquilo(AS350)1機を格納庫に搭載できる[1][2]。
近代化
[編集]2隻とも就役中に近代化改修を受けており、エンジンがMAN V6 V16/18 TL 2基(1,920hp)[2]から、ボルボ D49A-MS 2基(4,788hp)[1]に変更されている。
同型艦
[編集]番号 | 艦名 | 建造所 | 就役 |
---|---|---|---|
P20[1] | ペドロ・ティシェイラ[2] Pedro Teixeira[1] |
リオデジャネイロ海軍工廠[1] | 1973年 12月17日[1] |
P21[1] | ラポソ・タバレス Raposo Tavares[1] |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah Commodore Stephen Saunders RN, ed (2015) (英語). Jane's Fighting Ships 2015-2016. Jane's Information Group. p. 79. ISBN 978-071063143-5
- ^ a b c d e 『週刊ワールドウェポン No51』デアゴスティーニ、2003年9月16日、21頁。
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 385. ISBN 978-1-032-50895-5