ペトルス・アピアヌス
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ペトルス・アピアヌス (Petrus Apianus) | |
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生誕 |
1495年4月16日 ザクセン選帝侯領 ライスニヒ |
死没 |
1552年4月21日(57歳没) バイエルン公国 インゴルシュタット |
研究分野 | 天文学 |
プロジェクト:人物伝 |
ペトルス・アピアヌス(Petrus Apianus, 1495年4月16日 - 1552年4月21日)は、ドイツの人文主義者で、数学や天文学、地図学などの事績で知られる。
来歴
[編集]ドイツの数学者で幼少時はPeter Bienewitzという名前だった。
1527年にはインゴルシュタット大学に数学者と印刷技師として招聘され、構内の印刷室でマルティン・ルターの敵対者であるヨハン・エックの著作を印刷した。彼の印刷は高品質だったので地図等も印刷するようになり、1534年にヨーロッパ全図を初めて出版して四分儀や天球儀を設計した事でも知られる。1540年には「天文学書」を出版して、科学的観測結果に基づき、彗星の尾が太陽と反対に向いている事を記述した[1]。
月面のクレーター「Apianus」や小惑星19139 Apian[2] は彼の名前にちなんで命名された。
出典
[編集]- ^ 中山茂 編『天文学人名辞典』恒星社厚生閣〈現代天文学講座〉、1983年3月、11-12頁。ISBN 9784769900733。
- ^ “(19139) Apian”. 小惑星センター. 2017年5月14日閲覧。