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ペタンココユビピンノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペタンココユビピンノ
分類
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱(エビ綱) Malacostraca
: 十脚目(エビ目) Decapoda
: コユビピンノ科 Aphanodactylidae
: Takedactylus
: ペタンココユビピンノ T. compressus
学名
Takedactylus compressus
Naruse & Yoshida, 2018
和名
ペタンココユビピンノ

ペタンココユビピンノTakedactylus compressus)とは、東京都が実施した小笠原海域調査の際に発見された新種のカニであり[1]ゴカイ共生すると考えられている生物である。

2016年の聟島列島の調査において発見され、2018年に命名された[2]。甲羅が前後に圧縮された様な薄い身体を持っており、これが名前の由来となっている。この身体はゴカイ類の棲管内に収まって自由に動くための適応であることが示唆されている[3]

脚注

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  1. ^ 小笠原諸島に新種のカニ 横幅7ミリで命名「ペタンココユビピンノ」”. 産経ニュース (2018年1月18日). 2018年8月9日閲覧。
  2. ^ Naruse, T.; Yoshida, R. (2018). “Two new species of Aphanodactylidae (Crustacea: Decapoda: Brachyura) from the Ryukyu and Ogasawara Islands, Japan, with the establishment of a new genus”. Tropical Zoology: 1-13. doi:10.1080/03946975.2017.1395163. 
  3. ^ ゴカイと暮らす”ペッタンコ”なカニの新種を発見!お茶の水女子大学” (2018年1月18日). 2018年8月17日閲覧。