コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ベーダー駅伝競走大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベーダー駅伝競走大会
競技 陸上競技
開始年 昭和34年
主催 山形新聞
山形放送
米沢市陸上競技協会
米沢市教育委員会
米沢市スポーツ協会
会場 米沢市営陸上競技場駅伝コース
開催国 日本の旗 日本
開催地 山形県米沢市
公式サイト
https://yoneriku.com/
テンプレートを表示

ベーダー駅伝競走大会(べーだーえきでんきょうそうたいかい、略称:ベーダー駅伝)は、昭和34年から続く山形県米沢市内を走行コースとする駅伝競走

毎年11月に開催されている。

2024年現在で一般の部、高校男子の部、女子の部、中学男子の部、中学女子の部の5部門を同日に実施している。

概要

[編集]

1959年(昭和34年)、米沢スキー連盟の遠藤行男が、クロスカントリースキーの夏季強化策として、米沢スキー連盟主催により、第1回ベーダー駅伝を開催した。以後、米沢市陸上競技協会と山形新聞社の協力の下、山新杯ベーダー駅伝競走大会として現在に至っている。

令和元年第61回大会まで、米沢市内発着、米沢市立第二中学校周辺から小野川温泉を経由し、標高900mの白布温泉折り返しの全長39.4kmの山間地域コースとして開催された。令和2年、新型コロナ感染症拡大のため中止。令和3年第63回大会から、米沢市営陸上競技場発着、米沢興譲館高校、笹野地区、遠山地区の山裾から太田町周回の新たなコースで開催されている。

ベーダーの語源は記録が明確に残されていないが、長い道のりを頑張って走る姿、辛い姿の韋駄天をギリシア語サンスクリット)の語源であるベーダー(VADA)から発しているとされている。VADAは、サンスクリット語でバラモン教の総称と言われ、韋駄天(走る神様)とも言われている。

大会の歴史

[編集]
  • 昭和34年:第1回大会を開催。一般の部、高校の部、中学男子の部の3部門で開催。
  • 昭和41年:第8回大会で高校スキーの部を新設、4部門で開催。
  • 昭和58年:第26回大会で女子の部を新設、5部門で開催。女子の部には中学生チームも含まれる。
  • 平成12年:第42回大会で中学女子の部を新設、合わせて6部門で実施。
  • 平成13年:第43回大会で高校スキーの部を廃止。女子の部のエントリーが無く、実質休止。
  • 平成18年:第48回大会で女子の部のエントリーあり部門復活。
  • 平成29年:第60回大会は、降雪のため白布温泉までの走行が危険と判断。コースを一部短縮して開催。
  • 令和2年:第62回大会は新型コロナ感染症拡大のため中止
  • 令和3年:第63回大会より、米沢市営陸上競技場を発着とした新コースにて開催。

コース

[編集]
一般の部・高校男子の部(31.24km)
第1区(10.0km):米沢市営陸上競技場 - 周回 - 米沢市営陸上競技場
第2区(3.0km):米沢市営陸上競技場 - 米沢興譲館高校西
第3区(5.9km):米沢興譲館高校西 - 周回 - 米沢興譲館高校西
第4区(5.0km):米沢興譲館高校西 - 遠山町公民館
第5区(7.34km):遠山町公民館 - 米沢市営陸上競技場
女子の部・中学男子の部・中学女子の部(10.07km)
第1区(3.0km):米沢市営陸上競技場 - 米沢興譲館高校西
第2区(2.22km):米沢興譲館高校西 - 笹野浄水場付近佐藤宅車庫前
第3区(2.63km):笹野浄水場付近佐藤宅車庫前 - 窪倉公民館
第4区(2.22km):窪倉公民館 - 米沢市営陸上競技場

過去のコース

[編集]
一般の部・高校男子の部(39.4km) ※令和元年大会まで
第1区(8.4km):米沢市立第二中学校 - 小野川温泉
第2区(6.0km):小野川温泉 - 関公民館
第3区(7.9km):関公民館 - 白布温泉
第4区(7.8km):白布温泉 - 関公民館
第5区(9.3km):関公民館 - 米沢市立第二中学校