ベン・アーロノヴィッチ
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ベン・アーロノヴィッチ(Ben Aaronovitch、1964年 - )は、イギリス生まれの小説家および脚本家である。
『ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ』によって最もよく知られている。当初は仕事に恵まれず、本を買うお金にも困って、一時ウォーターストーンズ書店で店員をしていたこともある。
『ドクター・フー』TVシリーズの脚本および小説化作品を書き[1]、そのほかにも、「Casualty」、「Jupiter Moon」など多くのTV脚本およびラジオ脚本を書いている。
2011年から発表した、警察小説であり都会を舞台としたファンタジー小説でもある『ロンドン警視庁特殊犯罪課』シリーズは成功をおさめた[2][3]。
ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ
[編集]→詳細は「ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ」を参照
現代のロンドンを舞台にし、超自然的な事件を担当する特殊部署に配属され、亡霊や魔術に立ち向かう新人警察官ピーター・グラントの活躍を描く。
- 女王陛下の魔術師(Rivers of London アメリカでの題名は Midnight Riot, 2011年)
- 顔のない魔術師(Moon Over Soho , 2011年)
- 地下迷宮の魔術師(Whispers Under Ground , 2012年)
- 空中庭園の魔術師(Broken Homes , 2013年)
- 未訳 (Foxglove Summer, 2014年)
- 未訳 (The Hanging Tree, 2016年11月)
- 未訳 (The Furthest Station, 2017年9月) 中編
- 未訳 (Lies Sleeping, 2018年11月)
- 未訳 (The October Man, 2019年5月) 中編
- 未訳 (False Value, 2020年2月)
- 未訳 (Tales from the Folly, 2020年7月) 短編集
- 未訳 (What Abigail Did That Summer, 2021年3月18日) 中編
- 未訳 (Amongst Our Weapons, 2022年4月7日)
- 未訳 (Winter's Gifts, 2023年6月8日) 中編
脚注
[編集]- ^ Ben Aaronovitch - IMDb
- ^ “E-book sales at Hachette UK now 5% and catching US”. Thebookseller.com. 2011年8月3日閲覧。
- ^ “Jamie back on top as Costa winner shows mutability”. The Bookseller. 2011年11月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- TEMPORARILY SIGNIFICANT - ブログ
- The Folly - 公式サイト。『ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ』の主人公ナイチンゲール主任警部が本拠地としている愚壮館(ザ・フォーリー)と同じ名前。