コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ベランジェール・アロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bérangère Allaux
ベランジェール・アロー
生年月日 1981年
国籍 フランスの旗 フランス
職業 女優
ジャンル 映画演劇
活動期間 1995年 -
活動内容 1995年 ゴダールに抜擢されて映画デビュー
主な作品
フォーエヴァー・モーツアルト
巴里の恋愛協奏曲 (コンチェルト)
テンプレートを表示
画像外部リンク
公式写真
allaux.jpg - 24h00.fr, 4 decembre 2007

ベランジェール・アローBérangère Allaux1981年 - )は、フランス女優である。

人物・来歴

[編集]

1981年に生まれる[1]バスク地方やアメリカのニューヨーク、フランスのストラスブールで育つ[2]

1995年、フランスのヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールが、8月に撮影を開始した『フォーエヴァー・モーツアルト』のなかで、主人公を演じるヴィッキー・メシカが撮る映画『宿命のボレロ』の主演女優の役に抜擢し、映画界にデビューした。アローは、ストラスブール国立劇場TNS)の学校に在籍していたため、同作は、同劇場でワールドプレミア上映を果たした[3]。続いてゴダールがプロデュースしたロブ・トレゲンザ監督の『インサイド/アウト』にも出演したが、ゴダールがアローに対し、恋愛感情的執着を示したため、アローはそれを振り切った[4]。以降、ゴダールとの関わりはない。

TNSでのワークショップでの姿は、ニコラ・フィリベール監督の『僕たちの舞台』(1999年)に収められている。C・S・リー監督の『センティメンタル・エデュケイション』(1998年)以降、同監督作品にしばしば起用されている。パトリス・ルコントアラン・レネといった巨匠、グザヴィエ・ボーヴォワといった気鋭の監督の作品に起用されている[2]

エージェントはアンテルタラン(Intertalent)に所属している[5]

フィルモグラフィ

[編集]

[編集]
  1. ^ 「24h00.fr」サイト内の2007年12月4日付記事「Bérangère Allaux de Paris à Londres」に「26歳」とあることを参照。
  2. ^ a b Bérangère Allaux de Paris à Londres, 24h00.fr, 2007年12月4日。
  3. ^ Glenn Kenny, Some Came Running, Jean-Luc Godard, Robert Brasillach, and Anti-Semitism: Some observations, June 24, 2008.
  4. ^ コリン・マッケイブ『ゴダール伝』、堀潤之訳、みすず書房、2007年6月9日 ISBN 4622072599, p.403.
  5. ^ ユニフランス公式サイト内の「Bérangère Allaux」の項の記述を参照。

外部リンク

[編集]