ベネリ CB-M2
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ベネリ CB-M2 | |
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種類 | 短機関銃 |
製造国 | イタリア |
設計・製造 | ベネリ |
仕様 | |
種別 | 短機関銃 |
口径 | 9mm |
銃身長 | 200mm |
使用弾薬 | 9mm AUPO弾 |
装弾数 | 40発 |
作動方式 |
シンプルブローバック方式 セミ/フルオート切替射撃 |
重量 | 3.4kg |
発射速度 | 800-1000発/分 |
銃口初速 | 390m/s |
歴史 | |
設計年 | 1980年代 |
ベネリ CB-M2(英: Benelli CB-M2)は、イタリアのベネリ社が開発した短機関銃である。
概要
[編集]ベネリ社と、同じくイタリアのフィヨッキ社が共同で開発した弾頭と薬莢が一体成形となっており、ロケットの様に後方に燃焼ガスを噴出して飛翔する特殊なケースレス弾薬である9mm AUPO弾を使用する専用の短機関銃として設計されている。
作動方式としてはシンプルブローバック方式を採用しており、9mm AUPO弾の燃焼ガスを後方の射手に噴出させない様、バレル後端をボルト全体で完全にシール(閉鎖)する特殊な構造となっている[1]。
しかし、この構造はシンプルブローバック方式にもかかわらず機構自体が複雑化し、通常の9x19mm パラベラム弾を使用する短機関銃以上の利点を見いだせず、開発計画自体が中止となった[1][2]。
脚注
[編集]- ^ a b 床井雅美『ピストル弾薬事典』並木書房〈メカブックス〉、2016年1月15日、358頁。ISBN 978-4-89063-335-7。
- ^ Hogg, Ian V. (2001). Submachine Guns. Greenhill Books. p. 88. ISBN 978-1-85367-448-8 . "This remarkable weapon was a cooperative venture by Armi Benelli and Fiocchi, the cartridge manufacturers. numerous countries tried it but in the end nobody adopted it and by the end of the 1980s the CB M2 and its AUPO cartridge were history."