ベゲタ
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ベゲタ[1][2][3](クロアチア語: Vegeta)とは香辛料と数種類の野菜を混ぜあわせた調味料である。1959年にボスニア・ヘルツェゴビナのクロアチア人科学者のズラタ・バルトルが開発し、世界中で販売される商品になった。クロアチアのコプリヴニツァにあるポドラヴカ社やポーランドにあるポドラヴカ社の子会社が生産している[4]。
ベゲタの原材料は以下のとおり(2008年製造時点):
- 塩 最大56%
- 乾燥野菜 15.5 % (ニンジン、パースニップ、タマネギ、セロリ、パセリ)
- うま味調味料 (グルタミン酸ナトリウム 最大15%、イノシン酸ナトリウム (en) )
- 砂糖
- 香辛料
- コーンスターチ
- リボフラビン (着色料)
エネルギー量 | 583 kJ (137 kcal) |
タンパク質 | 8.5 g |
炭水化物 | 24.5 g |
脂肪 | 0.6 g |
ベゲタは1958年、ポドラヴカ社の研究所で考案され、ズラタ・バルトル教授が率いる開発チームによって生み出された[4]。1959年に「Vegeta 40」の名でユーゴスラビアにて発売された[4]。1967年にはハンガリーやソビエト連邦でも発売されるようになり[4]、現在では約40カ国で販売されている[4]。
脚注
[編集]- ^ “〜W杯特集第3弾〜 日本の対戦国料理を食べ尽くせ!(クロアチア編)”. サンケイスポーツ (2006年6月12日). 2012年3月6日閲覧。
- ^ “サルマ 【クロアチア】 - 世界の街から”. 丸紅. 2012年3月6日閲覧。
- ^ “香辛料「ベゲタ」でクロアチアを堪能する(70-2)”. 銀座新聞. 2012年3月6日閲覧。
- ^ a b c d e “Vegeta history”. Podravka d.d.. 2008年8月17日閲覧。