ベクトリックス (オートバイ)
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ベクトリックス(Vectrix)は、1996年、アメリカ合衆国ロードアイランド州ミドルタウンに誕生した電動オートバイメーカーのブランドである。主に中大型電動スクーターの開発に力を入れており、次世代のハイブリッド二輪の開発を進めている。
歴史
[編集]設立時、本社はマサチューセッツ州ニューベッドフォードにおかれ、ポーランドのヴロツワフに工場を設置じた。2006年、初の電動スクーターVX-1がアメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、オーストラリアで発売され、ニューヨーク市警察への販売も行われた。
その後ポーランドに本社機能を移管。資本の変遷を経て2018年、現在の資本体制となる。
2022年、本社機能をシンガポールに集約。日本・ASEAN・台湾・イタリア・ポーランドの5極体制で研究開発・生産・販売を行っている。
製品
[編集]- VX-1/Li/Li+ - 日本では「軽二輪車」扱いとなり、運転免許はAT限定普通自動二輪車免許の区分となる。 Li はリチウムイオン電池仕様。
- VX-2
- VX-3 - 前2輪・後1輪のスリーター
- I-Cargo - バッテリーの着脱を可能にしたカーゴスクーター。日本での登録上は側車付き軽二輪で、普通免許で運転可能。
日本での歴史
[編集]日本では過去、VX-1が2度、外部の会社によって輸入販売されていた。
2020年以降の日本でのBEVブームに伴い、本格的に日本進出を開始した。2022年4月、初の日本法人「株式会社VECTRIX JAPAN」を設立。大阪府箕面市に所在するオートオークションの支援事業会社「株式会社ジェイボーイ」の関連会社となる。
同年9月21日、東南アジアを中心とした今後の展開の旗艦となるメーカー直営店「VECTRIX Tokyo Ginza Gallery」を開設。2023年10月1日よりI-Cargoをリース販売開始[1]。
脚注
[編集]- ^ VECTRIX、小型商用EV「I-Cargo」の量産型市販モデルを10月1日発売 - LOGI-BIZ online・2023年9月4日
外部リンク
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