コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ベオペトロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Lukoil Serbia
現地語社名
Лукоил Србија
種類
Joint-stock company
市場情報 BELEX: LOIL
業種 石油産業
前身 Beopetrol
設立 1990年12月7日 (33年前) (1990-12-07)
本社
Bulevar Mihajla Pupina 165d, Belgrade
Serbia
主要人物
Igor Semenychev (CEO)
製品 石油
天然ガス
石油化学
サービス Filling stations
売上高 増加 237.68 million (2017)[1]
利益
増加 €15.87 million (2017)[1]
総資産 減少 €42.24 million (2017)[2]
純資産 増減なし €0 (2017)[2]
所有者 Lukoil Europe Holdings (98.85%)
Akcionarski Fond (0.52%)
Others
従業員数
156 (2017)
親会社 ルクオイル
ウェブサイト www.lukoil.rs

ベオペトロール(Beopetrol)は、セルビア共和国の石油製品流通・販売企業である。石油企業としては、同国最大のセルビア石油産業(NIS)に次ぐ。現在はロシアの石油大手ルクオイルの傘下企業となり、ルクオイル・セルビア(Lukoil Serbia)に改称している

概要

[編集]
「LUKOIL」ブランドのガソリンスタンド(コルバラ郡ヴァリェヴォ
旧ブランド名「Beopetrol」時代のガソリンスタンド(ラシナ郡アレクサンドロヴァツ)

ユーゴスラビアからのクロアチア独立に伴い、クロアチア系石油公社INA(en:INA (company))のセルビア国内の施設・人員を接収・移管して発足した[3]

国営企業であったが、2002年以降民営化が進められ、2003年ロシアの石油大手ルクオイルへ株式79.5%の売却が実施された[4][5][6]。この民営化に伴い、社名を2005年に「ルクオイル - ベオペトロール(Lukoil-Beopetrol)」に、2011年には「ルクオイル・セルビア(Lukoil Serbia)」に変更し、ガソリンスタンドのブランド名も「LUKOIL」に改めている。

本社所在地はベオグラード

沿革

[編集]
  • 1990年 - クロアチア系石油公社INAのセルビア国内の施設(ガソリンスタンド180、油槽所7)・従業員(約1,500人)[3]を接収・移管し、「INAベオグラード」として発足。
  • 1992年 - 社名を「ベオペトロール」に変更。
  • 2003年9月 - セルビア政府・ルクオイル間で、ベオペトロール株式の79.5%売却が決定される[4]
  • 2005年 - 社名を「ルクオイル - ベオペトロール」に変更。
  • 2011年 - 社名を「ルクオイル・セルビア」に変更。

脚注

[編集]
  1. ^ a b БИЛАНС УСПЕХА (2017) - Lukoil Srbija a.d.” (Serbian). apr.gov.rs. 27 January 2018閲覧。
  2. ^ a b БИЛАНС СТАЊА (2017) - Lukoil Srbija a.d.” (Serbian). apr.gov.rs. 27 January 2018閲覧。
  3. ^ a b 大塚真彦 『旧ユーゴ便り』 第58回配信「送油管を逆流させろ」2002年6月
  4. ^ a b 大塚真彦 『旧ユーゴ便り』 第74回配信「限りなく不可に近い可」2003年10月
  5. ^ Gordana Filipovic (2006年12月13日). “Serbs, Russia initial Soviet era debt deal”. Reuters. http://uk.reuters.com/article/oilRpt/idUKL1319514120061213?sp=true 2016年1月25日閲覧。 
  6. ^ Marta Srnic, Vladimir Todres (2003年9月19日). “LUKoil wins bid for Beopetrol”. Alexander's Gas and Oil Connections. http://www.gasandoil.com/goc/company/cne33896.htm 2016年1月25日閲覧。 

参考

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]