ベアトリッツ・デ・ディア
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ベアトリッツ・デ・ディア Beatritz de Dia | |
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フランス国立図書館 MS12473, 13. Jhdt | |
基本情報 | |
別名 | ディア伯爵夫人 |
生誕 | 12世紀頃 |
出身地 | プロヴァンス |
職業 | トロバイリッツ |
ベアトリッツ・デ・ディア(ベアトリス・ド・ディア、オック語:Beatritz de Dia, またはディア伯爵夫人、Comtessa de Diá、生年:12世紀頃)は、プロヴァンスのトロバイリッツ(女性のトルバドゥール)。ディア伯爵イゾアール2世の娘(ディアは現在のフランス南部プロヴァンスのドローム県にある町)。ベアトリッツのヴィーダ(伝記)によると、ヴィエンヌ伯爵ギエム(もしくはギレム)・デ・ポワチエと結婚したが、ベアトリッツが愛していたのはラインバウト・ダウレンガだったらしい。オック語で書かれたベアトリッツの歌『嫌なことでも歌わなければ A chantar m'er de so qu'eu no volria 』は、無傷のまま現存している、女性トルバドゥールの唯一のカンソである。[1]
- 現存している詩
- Ab joi et ab joven m'apais
- A chantar m'er de so qu'ieu non volria
- Estât ai en greu cossirier
- Fin ioi me don'alegranssa
ドイツの作家イルムトラウト・モルクナー(Irmtraud Morgner)の『Leben und Abenteuer der Trobadora Beatriz nach Zeugnissen ihrer Spielfrau Laura』(1974年)はベアトリッツを題材としたものである。
脚注
[編集]- ^ Elizabeth Aubrey. "Comtessa de Dia", Grove Music Online.