ヘンリー・ウィンター
表示
ヘンリー・ウィンター(Henry Winter, 1963年2月18日 - )は、イギリス・ロンドン出身のスポーツジャーナリスト。イスラーム学者のティモシー・ウィンターは弟である[1]。
経歴
[編集]ウェストミンスター・スクールとエディンバラ大学を卒業後、1年の間、ロンドンでスポーツ雑誌制作の仕事に携わり、その後、インデペンデント紙でスポーツ記事や学校記事を執筆した[2]。1994年にデイリー・テレグラフ紙に移り[2]、主にサッカー記事を執筆している。ドイツで開催された2006 FIFAワールドカップの際には毎日配信のウェブキャストに関わり、特にイングランド代表の情報を提供した。Sky Sportsの「サンデー・サプリメント」など、テレビでの討論番組に出演することもあり、また「BBC ラジオ5・ライヴ(主にスポーツ中継を担当する局)の解説者も務めた。
かつてはフォーフォーツー誌にコラムを執筆していた。リヴァプールFCのケニー・ダルグリッシュ、ジョン・バーンズ、スティーヴン・ジェラードの自伝出版の際にはゴーストライターを務めた[2][3]。「FA機密」(FA Confidential)という書籍をFAの元最高責任者であるデヴィッド・デイヴィスと共書した。アフリカの社会事業団体であり、ケニアとザンビアでサッカーボールを製造している「アライブ&キッキング」(Alive & Kicking)の理事を務めている。2012年、UK出版業界新聞によって「イギリスで最も影響力のあるスポーツライター10人」のひとりに選出された。
人物の
[編集]スポーツ新聞のエース記者ということもあり、試合のない週末が大の苦手[4]。
脚注
[編集]- ^ Interview with older brother Tim Winter in the Independent
- ^ a b c Paul Bestall (5 October 2009). “EPL Talk Meets Henry Winter”. EPLTalk.com. 28 June 2010閲覧。
- ^ Eriksson hammered by British media CNN、2006年7月3日
- ^ ヘンリー・ウインター『フットボールのない週末なんて ヘンリー・ウインターが案内するイングランドの日常』株式会社ソル・メディア、2014年、291ページ、ISBN 978-4-905349-16-7。